このほど放送された『Mr.サンデー』にてMCの宮根誠司と菅田将暉が対談。現在TVerでは地上波では放送されなかった未公開インタビューの様子が配信されている。
1月23日の『Mr.サンデー』にて、注目の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』の主演・菅田に、MCの宮根がロングインタビューを敢行。菅田が大阪出身とあって、大阪にゆかりの深い宮根と関西弁を織り交ぜて繰り広げられたトークは、予測不能の盛り上がりを見せ、貴重なエピソードが次々と明らかになった。
菅田はもともと芸能界に入るつもりがなく、学生時代には数学の教師を目指していたという。宮根は「大嫌いやったよ、数学」と言い菅田の発言に驚くが、実は菅田は林修がテレビに出ていた際の発言に感銘を受け、教師になろうと決意していた。そこから一転、仮面ライダーのオーデイションに合格したことをきっかけにいきなり上京し、芸能界に入ってしまい、その後数年間はかなり戸惑ったという。
宮根としても環境が変化し戸惑う部分には共感しており、「『おはよう朝日です』の僕と、『ミヤネ屋』の僕と、『Mr.サンデー』の僕とは違うんですよ」と、自分が「陽気なんか陰気なんか」すらわからなくなる瞬間があると言うと、菅田も「めちゃくちゃわかります」と同意。「“あれ？ チューニングがわからへん”みたいにはなりますね」と、芸能界に入ったからこその共通点が見つかった。
話題は月9に。菅田はかねてより主人公・久能整役を演じたかったという。宮根から「ビビるとかないですか？」と、実際にオファーされて不安はないか質問すると、菅田は「自信と臆病な部分が常に両方ある」と吐露。原作者の田村由美と会った時、「“整くん”のまんま」という印象を受けたそうで、田村自身も「自分の思っていることをただぶつけた漫画」と話していたと振り返る。原作者の願いが込められていると感じた菅田は、「その願いをテレビというものでぶつけるのが、僕らができること」と、作品への思いを語った。
そのほかテレビやラジオというメディアで自分たちが背負う役割など、深い話で盛り上がったトーク。この模様は、TVerで配信されている。
