柄本佑、記憶喪失の爆弾魔役に!

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柄本佑が、1月31日に放送される菅田将暉主演の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第4話に出演する。

田村由美による累計発行部数1300万部突破の大人気同名コミックが原作の本作は、菅田演じる天然パーマがトレードマークの主人公・久能整が、淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく令和版・新感覚ミステリー。

第4話で柄本が演じるのは、時限爆弾を仕掛ける犯人。謎の暗号とともに爆弾の設置場所をネット上に予告していくのだが、大事件を次々と企てているにも関わらず、その最中に交通事故に巻き込まれ、記憶を失ってしまう。つまり、自分が時限爆弾を仕掛けた張本人にもかかわらず、そのことをすっかり忘れてしまっているというとんでもない状況となってしまう。そんな事件を解決しようと奔走するのが大隣署・強行犯一係のメンバーだが、果たして爆破を阻止することができるのか? そして今回の事件で整が果たす役割とは?

現在放送中のドラマ『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系、毎週月曜22:00~)にも医療ジャーナリスト役でレギュラー出演中の柄本だが、フジテレビの月9ドラマに出演するのは2007年1月クールに放送された『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』(2007年)以来15年ぶりとなる。また、菅田とは映画『アルキメデスの大戦』(2019年公開)で共演している。

<第4話あらすじ>
久能整(菅田)がカレー作りを楽しんでいると、スマホに風呂光聖子(伊藤沙莉)から着信。イヤな予感を覚えながらも応答した整に、風呂光は案の定、事件の謎解明を手助けしてほしいという。それは、闇サイトにアップされた爆破予告場所の特定だ。予告にはアルファベットの暗号文が付記されており、幸い予告に書かれていたビルが特定されたため、爆弾が発見されて未遂に終わる。だが、再度予告があり、今度は大隣署管内に仕掛けられたため、池本優人(尾上松也)が整に協力を求めようと風呂光を向かわせたのだ。

第4話シーンカット
第4話シーンカット

風呂光に連れられ、整はまたしても取調室で、昨日の暗号文の謎を解く。民間人への捜査協力は青砥成昭(筒井道隆)たちに知られるわけにはいかないからだ。そんな時、二つ目の爆弾が発見されたと知らせが入る。整は風呂光に暗号解読力を褒められるが、何かが引っかかる。そんな中、闇サイトへの投稿アドレスから容疑者が割り出されたため、被疑者が取調べを受けることになるが犯行を否定。池本と風呂光は容疑者を、ほぼ黒だと確信するが、青砥はアドレスが簡単に特定出来たため、ぬれぎぬではないかと疑う。

次の日、青砥の懸念通りに3度目の予告がアップされた。そんなことは知らず、整は雨の中を食事に出かけると、見知らぬ男(柄本)に声をかけられる。しばらく会話を交わした整は、男が記憶を失っていることに気づく。

<柄本佑 コメント>
――作品に参加することが決まった際のお気持ちは?

原作は読んでいなかったのですが、一つ前のお仕事で、漫画家の役をやらせていただいた際に田村由美先生の作品を目にする機会があって、読ませていただいた時にすごく面白かったので、今回田村先生の作品だと聞いて“あ、面白そうだな”と思ったのが第一印象です。それで、原作を実際読んでみて“やっぱり面白いな”と思いました。あとはそういうこと関係無く、菅田さんとまた共演ができるのも受けさせていただいた大きな理由です。

――菅田さんとの共演は2回目ですが、今回また一緒に演じてみていかがでしたか?

まっすぐですよね。本当に雑味がないまっすぐさで、前作の共演の際もそうだったんですが、彼のひた向きなまっすぐさがとっても魅力的ですよね。一緒にやっていると、とってもすがすがしい気持ちにさせられるというか、ステキな役者さんだなと改めて思いました。前回の共演では起伏の激しいシーンが多かったのですが、今回は静かな会話劇で、そういったまた新しいシチュエーションで共演できて良かったなと思います。

――今回の役をどのように演じられましたか?

とっかかりとしては、原作が漫画でビジュアルがすでにあるので、そのビジュアルを見つつ“びしょぬれになっている男”なので、びしょぬれが合えばいいなと思いました。あとは奇跡的に髪の毛を伸ばしている時期だったので、原作に似ているなという所で、割と無責任に“大丈夫だろうな”と思いながら演じました。ただ、根本には爆弾を仕掛けつつも“止めて欲しい”思いもどこかであってというようなあんばいも監督とも話し合いながらやりましたね。ただ基本的には記憶喪失になっているので、記憶が戻るまでは、背景なんかは割と度外視して演じていました。

――視聴者へのメッセージ、4話の見どころをお願いします。

割とサスペンスフルな感じのお話で、場所も移動することなくずっとしゃべっている中でも絶対的な緊張感を保ったまま楽しんでいただけると思うんですが、あるところで割とすっとぼけたような、抜けの良いシーンがあったりしますので、そんな全体の中の箸休め的なシーンも含めて楽しんでいただけたら良いなと思います。

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