土屋太鳳、数奇な運命と対峙する女子大生を熱演「自然な演技が素晴らしい」

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土屋太鳳主演の新春ドラマスペシャル『優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ』(テレビ東京系)が、1月7日に放送。主人公・鈴木千波を演じる土屋の演技に、SNS上では「本当に綺麗」「美しい物語だった」と感動の声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、瀬尾まいこの同名小説を原作とするドラマ。鎌倉に暮らす女子大生・千波(土屋)が青年・永居タケル(永山絢斗)との出会いをきっかけに、封印されていた「記憶の歯車」が動き出す物語。

最寄り駅である江ノ島電鉄・極楽寺駅のホームでタケルの姿を見かけ、衝撃で動けなくなる千波。心当たりのないタケルは動揺するが、やがて二人は打ち解け、恋仲となる。

ある日、タケルは千波に、両親を事故で失ったことを告げ、幸せな家庭にあこがれていたことを打ち明ける。「幸せそうな家族を見ると、泣きそうになっちゃうんだよね。永遠に続いてほしいな、って」とタケル。それを聞き、千波はタケルの手を自分の頬に寄せる。

その夜、タケルは訪れた鈴木家の部屋で、自分に瓜二つの家族写真を見つける。鈴木家にはタケルそっくりの息子がおり、彼もまた交通事故で亡くなっていたのだった。千波に恋人でなく兄の姿を求めてられていたと知り、ショックを受けるタケル。千波の母・桂子(安田成美)も精神的に不安定になり、息子がまだ生きているかのように振る舞いだす。

その後もタケルは鈴木家と交流を深めるが、お互い、失くした相手の代わりを求めあう関係に不毛さを感じていた。「これで最後にしよう」と決めたクリスマスの夜、タケルは鈴木家とエリック・クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘヴン」を演奏する。この歌には、タケルと鈴木家に通じる、あるストーリーが込められていた──。

千波役・土屋の演技に、SNS上では「本当に綺麗」「年齢を重ねた演技が自然で素晴らしい」と感動の声が。家族の再生を描くストーリーにも「優しい物語だった」と声が上がっていた。

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