「両親にこそ見てほしい…」杉野遥亮主演『スカム』話題の“振り込め詐欺”シーンを公開!

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杉野遥亮が主演を務めるドラマイズム『スカム』(TBS、毎週火曜25:28~/MBS、毎週日曜24:50~)。第1話放送時に、SNSで「手口が巧妙で恐ろしい」「両親にこそ見てほしい…」と多くの反響があった本編の“振り込め詐欺”シーンの映像が、MBS公式Youtubeチャンネルにてノーカットで特別に公開された。

累計被害総額約5000億円! 振り込め詐欺に手を染める若者たちの姿をオリジナルストーリーでドラマ化した『スカム』(タイトルの「スカム」は、英訳すると「詐欺」「人間のクズ」)。週刊モーニングで連載中の「ギャングース」の共同原作者を務め、「犯罪現場の貧困」「犯罪する側の論理」をテーマに取材活動を続けるルポライター・鈴木大介が巨大犯罪・振り込め詐欺に従事する若者たちの実態を取材した「老人喰い」が原案。社会的要因により振り込め詐欺に手を染めざるを得なかった若者たちのドラマを克明に描きながら、「世代間格差」という現代日本が抱える社会問題を突きつける社会派詐欺エンターテインメントとなっている。

舞台は、リーマン・ブラザーズの経営破綻により日本でも多くの失業者が生まれ、若者の貧困率が高齢者を大きく上回るなど「世代間格差」という言葉が取りざたされた2008年の東京近郊。振り込め詐欺の巧妙な手口や、民間企業以上の規律で運営される詐欺組織の実態を交えながら、様々な動機で振り込め詐欺に手を染めていく若者たちの“転落”模様を描いていく。

公開された映像は、杉野演じる草野をはじめとした5名からなる詐欺グループが、実際の詐欺の手口そのままに詐欺を行うシーン。三役シナリオといわれる役割の異なる3人が登場し、息子が電車で痴漢行為をしたという詐欺の定番、テッケイ(鉄道警察)という設定で行われる詐欺シーンはリアリティに溢れ、放送時には「騙されるのも無理はない勢い」「手口が巧妙」「迫力がはんぱない」と、多くの反響を集めた。そして、詐欺のリアルな手口を知ることで、詐欺から自分の身を守ってほしいという思いも込められての公開となっている。

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