横浜流星、佐藤二朗『シロクロ』クランクアップでハグ!「いつか一緒に呑みたい」

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清野菜名横浜流星がW主演を務める日曜ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週日曜22:30~)の最終話(第10話)が、3月15日に放送。そしてこのほど、佐藤二朗がクランクアップを迎えた。

清野は、囲碁棋士の川田レンと世の中のグレーゾーンにシロクロつける謎の存在・ミスパンダを、横浜流星は、大学で精神医学を学びながらメンタリストとして活動する一方、レンを操ってミスパンダに仕立て上げる飼育員さんでもある森島直輝を演じる。

佐藤が演じたのは、表の顔は法務大臣、裏の顔でMr.ノーコンプライアンスとして、世の中のグレーゾーンにシロクロつけるため、ミスパンダと飼育員さんに指令を出してきたという役どころ。愛する息子と娘が起こした偽装誘拐事件と直輝の父の死の真相を隠すため、すべての罪をかぶろうとしていた。それを見抜いた直輝が激しく佐島を問い詰めるシーンは、“8分間の死闘“と話題を集めた。その後、自殺を図ろうとするが、病院に搬送され、一命をとりとめる。

最終話では、佐島は娘のあずさと向き合うことを決め、直輝は、自分自身と向き合うことを決めるが、そのシーンをもって、クランクアップとなった。 横浜が花束を持って登場。佐藤と横浜のハグのあと、要潤白石聖も見守る中、感謝の言葉を述べた。

<佐藤二朗コメント コメント>
――第8話での直輝と繰り広げた迫真の演技、いかがでしたか?

勝負所のシーンでした。尋常じゃない精神状態の2人のシーンですから、流星や監督と何度も話し合いました。この芝居を「大きい」と感じる人もいるだろうというリスクはありましたが、この作品の世界観にマッチすると思いました。賛否が分かれて然るべきだし、賛否が分かれて構わないと踏ん切って演じたシーンです。

――今作品のダブル主演である清野さんや横浜さんへの思いは?

本当に清野も流星も、真っ直ぐで素直で、気持ちのいい若者です。2人と共演できたことは僕の財産ですし、いつか3人で呑みたいですね。

――父親として、大臣として、時に難しい判断を迫られる、かなり難しい役どころだったと思いますが、演じられていかがでしたでしょうか?

企画の段階で、佐島の結末を聞いていたので、あくまで全話を見て頂くことを前提に演じました。

――かなりとがったオリジナル作品。いよいよ最終回ですが、見どころは?

言うまでもなく、原作があり、素晴らしい作品はたくさんあります。ただ、それでもオリジナルでやろうという気概は、1つの価値だと思います。世界にただ1つしかない物語の結末を、是非見届けてください。

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