田中圭「眠ってる感情が起きてきた」廃トンネルで水をかき分け絶景を目指し…

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1つの推しジャンルを極めた推し匠(おししょう)さんと巡る絶景&グルメ旅バラエティ『推し匠さんの幻ツアー』(日テレ系)が3月19日に放送。MCは井ノ原快彦が務め、1年で1度、この日しか味わえない究極のツアーに豪華芸能人が参戦する模様を紹介した。

俳優の田中圭加藤菜津ギャル曽根が参加したのは、廃墟推し匠さんの幻ツアー。愛知県でさまざまな廃墟を訪れた。大冒険が待ち受けていたのは、54年前まで山間の地域の人と林業を支え、今は廃線となった田口線跡。推し匠さんが用意した胴長を着せられた田中、加藤、ギャル曽根は、かつて田口線が通っていたトンネルへ。そこは、土砂でせき止められた雨水が約1mも溜まり、洞窟のようになっていた。その水をかき分けて進むうちに、田中も「自分でも知らないところに眠ってる感情が起きてきた感じ」と興奮。

その最深部に待ち受けていたのは、現在走っている国道トンネルの外側だった。田口線のトンネルを国道のトンネルが貫通したため、通常は土の中で見えないトンネルの外側が見えるのだと、推し匠さんは力説。若干、理解に苦しむギャル曽根とは対象的に、「想像が止まらない」と田中はどんどん推し匠さん側に。田中の理解を得られて、推し匠さんも「想像を掻き立てられるのが廃墟の魅力」と満足気だった。

その後、3人は本日のメイン、明日には幻になるかもしれないカウントダウン廃墟へと向かう。それは、住宅街の中にある繊維工場の跡地。1992年の廃業以来、そのまま残されているが、開発や転用の話が出れば、すぐにでも解体するそう。そのため“明日には幻”の廃墟とのこと。敷地は約15,000坪と広大で、1つの町が時を超えて残っているような状態。田中も「廃墟タウン」とタイムスリップ気分に。社員寮も残っていて、当時の日付の新聞など生活感が伝わるアイテムもあちこちに。かつての人々の生活に思いを馳せずにはいられない3人だった。