佐野勇斗“一星”「俺が王子様になる」発言に「少女漫画の世界」<考察あり>

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西島秀俊が主演を務める『真犯人フラグ 真相編』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)の第17話が、2月20日に放送。ネット上では、本木陽香(生駒里奈)と橘一星(佐野勇斗)の過去のかかわりに多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

同番組は、企画・原案の秋元康と『あなたの番です』制作スタッフが手掛ける完全オリジナル新作ミステリー。

相良篤斗(小林優仁)は、バタコに監禁されていた日々を語り出す。逃げ出そうとしたが、押し入れに隠されてあった子どもの冷凍死体を見せられ、一歩も動けなくなってしまったという。

その後もバタコは「パパとママは迎えに来られない」「もうあっちゃんのこといらないって」などと吹きこみ、最終的に“かがやきの世界”の信者を使って、あたかも凌介(西島)が母と姉を殺したかのように見せかけ、篤斗を洗脳していった。

一方、逮捕された陽香宅から命からがら逃げてきた一星に新たな過去が発覚。SNS上の書き込みから、高校時代に陽香と一星が交際していたという疑惑が持ち上がったのだ。体調が回復した一星に、二宮瑞穂(芳根京子)が詰め寄ると――。

高校時代、陽香がいじめを苦に投身自殺しようとしたところを止めたのが一星だった。悲惨ないじめ内容を聞いた一星は、靴を履いていない彼女に、ある提案をする。「俺さ、だいぶイケメンらしいんだよね。実際モテるし。だから、俺が王子様になる。君はシンデレラね」と靴を履かせた。

翌日、2人で通学路を歩くと、周りの女子生徒から羨む目線が降り注ぐ。一星は「いま、陽香は主人公なんだよ」と声をかけた。それからというものの、イジメがピタリとなくなったという。交際のふりは高校卒業まで続いたが……。

ネット上では、一星の行動に「少女漫画の世界」「シンデレラになりたい」「キュンキュン止まらない」のコメントが。バタコの洗脳については「ヤバすぎ」「洗脳作戦えげつない」などの声があった。

次回は2月27日に放送。バタコが篤斗を誘拐した理由が判明する。

<第17話 考察メモ>
SNS上で盛り上がっている考察の数々……。こちらでは、特に話題になった第17話の注目シーンを紹介していこう。

■1:「瑞穂の姉」(1分40秒頃)
相良光莉(原菜乃華)が篤斗に罪悪感をもった際「兄弟、姉妹は繋がりが強すぎるんだよ」などと意味深に語るシーンがあった。のちに、姉は殺されたことが判明(43分30秒頃)。謎だったテープも姉の落語を聴いていたことが分かった。瑞穂の姉が事件の鍵を握る人物となりそうだ。強羅誠(上島竜兵)と関係している?

■2:「一星の母親が流血」(28分59秒頃)
入院している一星のもとに母親のすみれ(須藤理彩)がかけつけたのだが、頭から血を流していた。彼女は転んだと言うが、弁当箱に入っていたコロッケやたまごやきに乱れた形跡がなく、嘘の可能性が高い。その後、強羅が病院にいるシーン(30分00秒頃)があったため、SNS上では彼の仕業なのではないか、との指摘がある。

■3:「明らかになる一星の過去」(35分45秒頃)
いじめから陽香を救っていた一星。じつは光莉を助けた際も、ストーカーを撃退している……。SNS上では“ピンチの女の子を救う”ということに「快感を感じているのでは」との声が。まさかストーカーも仕組まれたもの?

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