カーリング日本女子、2大会連続のメダルに挑む『北京オリンピック』(2月18日)

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現在開催中の『北京オリンピック』。大会が終盤に差し掛かる2月18日(金)は、アイスホッケー男子が準決勝に突入するなど、チーム競技が佳境を迎える。中でも注目されるのが、カーリング女子の準決勝だ。

日本は前日の午後に臨んだスイス戦に敗れ、予選リーグを5勝4敗として一時は敗退の危機に晒されるも、同時に行われた試合で韓国がスウェーデンに敗れたことで、土壇場でベスト4入りを果たし、この日の準決勝へと駒を進めた。

そして、その対戦相手は予選リーグ1位のスイス。1日あまりで、早くもリベンジの機会を得ることになった日本にとって、一度は予選リーグ敗退を覚悟したことも相まって、失うものは何もないという心持ちで臨めるのは、大きな強みと言えるだろう。

予選リーグ最終戦を見る限り、スキップ藤澤五月のショット精度さえ戻って来れば、日本はスイスと互角の戦いができるはずだ。3位だった前回の自分たちを超えるべく、快挙達成に挑む姿は必見である。

そのカーリング女子と並んで、この日の注目競技はフィギュアスケート ペアのショートプログラムだ。これは日本にとって、これまでオリンピックの舞台では世界との差を痛感してきた種目だが、そんな状況もこの日に終止符が打たれることになるかもしれない。

日本から出場する「りくりゅう」こと、三浦璃来木原龍一ペアは今季、日本人として初めてこの種目でグランプリファイナル進出を果たしたほか(大会は新型コロナウィルの影響で中止)、今大会の団体でも世界のトップと堂々と渡り合う演技を披露。

日本人にとって高いハードルとなってきたフリーへの進出、さらには、フリーでの最終グループでの滑走も決して夢物語ではない状況となっているだけに、この日のショートプログラムは注目だ。

また、スピードスケートは男子1000mが行われ、500mで銅メダルの森重航に加え、500mのリベンジを狙う新濱立也、急成長を遂げ代表選考会で国内最高を記録した小島良太の日本人トリオがメダル獲得に挑む。

一方、国家スライディングセンターではボブスレー女子2人乗りの1回戦と2回戦が行われる。今大会、ソリ競技を席巻しているドイツが、ボブスレー女子1人乗りでメダル獲得を逃しているだけに、2人乗りでは王国の威信をかけた気合の入ったランが見られそうだ。

なお、民放テレビ局のオリンピック公式動画配信サイト「gorin.jp」および、民放公式テレビポータル「TVer」では、大会の模様をライブ&ハイライトで配信する。

■2月18日(金)主なライブ配信
・フリースタイル女子ハーフパイプ 決勝 10:25 - 12:03
・バイアスロン女子12.5km 15:50 - 16:48
・スピードスケート男子1000m 17:25 - 18:58
・フィギュアスケートペア ショートプログラム 19:25 - 22:48

※ライブ配信予定は追加・変更になることがあります。随時更新されますので「gorin.jp」にて最新情報をご確認ください。

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