かまいたち（山内健司、濱家隆一）がMCを務める『かまいたちの掟』（さんいん中央テレビ、毎週水曜24:25～）。2月16日の放送では、かまいたちが『走れメロス』のパロディ『逃げだしそうなメロス』を演じた。
同番組は、ロケの達人であるかまいたちが、ありとあらゆるスポットを巡り、番組の最後には行く先々で感じた事をもとにかまいたち独自の“掟”を発表するロケバラエティ。
今回は「演技力を磨いて俳優業に本格進出しよう！」をテーマに、島根県にある雲南市三刀屋高校掛合分校の演劇同好会に潜入。以前も演技力を磨く企画はあったが、その後かまいたちに映画やドラマのオファーは一切来なかったという。「まだ稽古が足りない」と思ったスタッフは、2人のためを思い、演劇部を7度全国大会に導いた顧問の亀尾先生を助っ人としてオファー。個性豊かな演劇同好会メンバーと一緒に、即興演劇をして演技力を磨いていくことに。
「銀行強盗」というテーマで即興芝居を始めるが、なぜか強盗が老人に優しく接していたり、「コンビニ」がテーマの芝居では強盗が記憶を失い自身を警察だと思い込んでいたりと、展開が目まぐるしく変わる。収集が付かなくなってしまったところで、思わず濱家が「ちょっと止めようか」と演技の最中にストップをかける場面があった。
「ますますドラマのオファーが来ない」と感じたかまいたちは、台本のある芝居を希望。名作『走れメロス』の設定を少しだけ変更した『逃げだしそうなメロス』で、山内が語り、濱家がメロス役を担当し演じる。山内が好き勝手に入れるナレーションに従い、登場人物全員がアントニオ猪木のモノマネをして演技するなど、かまいたちらしい演出が繰り広げられた。
次回2月23日の放送では、ご当地ヒーロー・チャレンジマンが再び登場する。
