スキージャンプ高梨沙羅が出場『北京オリンピック』(2月5日)

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北京オリンピック』の開会式が2月4日、2008年の夏季大会でも使われた北京国家体育場、通称「鳥の巣」で行われた。今大会は、冬季大会史上最多となる109種目でメダルが争われる。

2月5日は、午後のクロスカントリー女子スキーアスロンで今大会の金メダル第1号が決まるほか、ショートトラック(混合リレー)、スピードスケート(女子3000m)、バイアスロン(混合リレー)、スキージャンプ(女子ノーマルヒル)、そしてフリースタイルスキー(男子モーグル)でもメダリストが決定する。日本勢では、スキージャンプの高梨沙羅、そして男子モーグルの堀島行真による金メダルへの挑戦に注目が集まる。

ワールドカップ最年少優勝以来、数々の記録を打ち立ててきた高梨だが、五輪でのメダルは平昌での銅のみ。キャリア円熟期を迎え、満を辞して五輪王者の座を狙いに行く。直前には、金メダル争いで最大のライバルになると目されていたマリタ・クラマー(オーストリア)が、新型コロナ陽性で五輪欠場が決まるなど、不測の事態が発生しているが、そんな状況下で心身ともにしっかりとコンディションを合わせられるかに注目したい。

男子モーグルでは、3日行われた予選1回目で杉本幸祐原大智が一発で決勝1回目進出を決めるも、金メダル候補の堀島がトップ10入りを逃し、予選2回目へ回る予想外の展開に。しかし、堀島はエアの2回目で着地にミスが出るまで、ほぼ完璧な滑りを見せており、予選2回目からの挽回に期待したい。決勝では、絶対的王者、カナダのミカエル・キングスベリーとの熾烈な金メダル争いが最大のみどころとなるだろう。

また、「スマイルジャパン」こと、アイスホッケー女子日本代表が開幕2連勝を懸け、デンマークと対戦する。初戦で3ゴールを挙げてスウェーデンを撃破し、勢いに乗る日本。決勝トーナメント進出へ向けた快進撃に期待したいところだ。

なお、民放テレビ局のオリンピック公式動画配信サイト「gorin.jp」および、民放公式テレビポータル「TVer」では、大会の模様をライブ&ハイライトで配信する。

※ライブ配信予定は追加・変更になることがあります。随時更新してまいりますので、最新情報をご確認ください。