松井玲奈、SKE48時代に舌鼓を打った駅弁を明かす

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サンドウィッチマン八代亜紀が、1月29日(日)16時より放送される『これが東北魂だ 九州魂だ 駅弁で日本がつながる!』(TBC・TBS系列)にて、震災の影響で販売中止となっている名物駅弁が復活に向けて進む姿をレポート。また、鉄道ファンの松井玲奈が、今最も旬の駅弁を紹介する。

東日本大震災の翌年から復興を願い、「東北魂だ!」と銘打って放送されている同シリーズ。毎年、震災から立ち上がる東北の人々の力強さや、それを支える全国の人々の絆を伝えているが、今回はタイトルに「九州魂だ!」も冠し、2016年に震災に見舞われた熊本にも向かいレポートする。

各地の名産品を取り入れるなど、種類も地域性も多種多様な駅弁だが、宮城県気仙沼のメカジキを使った「ハモニカ飯」と、熊本県の南阿蘇鉄道「南鉄とり飯」は、現在震災の影響で販売中止を余儀なくされている。今回、宮城出身のサンドウィッチマンと熊本出身の八代亜紀は、それぞれの弁当が復活に向けて進む様子を追う。

かつて気仙沼駅で売られていた「ハモニカ飯」。ハモニカとは、気仙沼が水揚げ日本一の魚・メカジキの背びれの付け根部分で、知る人ぞ知る美味な部位として地元民に愛されている食材だ。震災前は、仕出し業者や弁当業者など20人ほどが中心となり持ち回りでハモニカ飯を作っていたが、ほとんどの業者が被災し、廃業や休業に追い込まれてしまった。残った業者4人も、津波で流された店の再建や復興作業に携わる人々への弁当作りに追われており、震災から6年目の現在も復活していない。この状況を打破すべく立ち上がったのが、震災当日、激しい揺れに襲われ津波を目撃したサンドウィッチマン。東北の被災地で復活に向け動き出したハモニカ飯が、神戸など被災地同士の人と人を繋ぎ、新たなストーリーを紡ぎ出す様子を見届ける。

また、JR新八代駅の名物駅弁「鮎屋三代」と共に熊本を代表する駅弁「南鉄とり飯」は、美しい阿蘇の絶景を駆け抜けるトロッコ列車での観光に欠かせなかった名物駅弁だったが、震災で南阿蘇鉄道の線路や鉄橋が損傷し全線復旧の目途が経たないため、販売もできない状況にあるという。現地での販売ができないのなら、この冬、東京で行われる駅弁大会にて復活させられないかという地元の思いに応えるべく、サンドウィッチマンと八代がひと肌脱ぐ。

さらに鉄道ファンの松井は、「気仙沼と南阿蘇の駅弁の復活を応援したい」という思いのもと、全国の駅弁の歴史や秘密を紹介。「電車に囲まれているとアドレナリンが出まくって、まいっちゃう!」「駅弁は不思議なもので、地元のものであっても地元のものでなくても、思い出や記憶を呼び覚ましてくれる力がある」などと、鉄道や駅弁にまつわる思い出を語ると共に、ほか、SKE48時代に電車の中で食べていた駅弁を明かす。

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