元SKE松井玲奈「私は面白くない人間」連ドラ初主演作でコメディ挑戦

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3月15日(火)25時11分よりTBSにてスタートする新ドラマ『神奈川県厚木市 ランドリー茅ヶ崎』(MBS/TBS系ネット、※MBSでは毎週日曜24:50~放送中)の取材会が14日に行われ、本作で連続ドラマ初主演を果たす松井玲奈が意気込みを語った。

本作は、神奈川県厚木市にあるコインランドリーを舞台に、松井演じるアルバイト店員・南雲凪と、滝藤賢一演じるオーナー・茅ヶ崎が、ワケありの客たちとおくる何気ない日常を描いた、全4話のコメディドラマ。監督・脚本は、「荒川アンダーザブリッジ」「風俗行ったら人生変わったwww」「大人ドロップ」などを手がけた飯塚健が務める。

本作の見どころの一つが、松井と滝藤が毎話繰り広げるセリフの掛け合い。滝藤について、松井は「共演が決まった時は、ドッキリかと思うくらい驚きました。怖い役が多い印象だったのでドキドキしていましたが、実際にお会いすると、とてもチャーミングで面白い方でした。いろいろな冗談を言って現場を和ましてくれて、親しみやすい方でした」とコメント。また、「セリフの量がとても多かったです。全4話なんですが、通常のテレビドラマの8話分はありました。覚えること自体はもちろん、カメラを長回しで撮影することが多かったので、会話劇を成立させることが大変でした」と振り返るも、「毎回の撮影が楽しかったです。共演者がベテランの方ばかりだったので圧倒されたし、勉強になりました」と目を輝かせた。

さらに、本作はコメディドラマだが、松井は「私、プライベートでは面白くない人間なんです(笑)」と後ろ向きに発言。「どうやったら面白くなるかがネックでした。自分が思っている何倍も大げさに演じないと、画面上では伝わらない。特に、コメディでは喜怒哀楽が激しいほど面白くなるんです。監督からはナイツさんの漫才を勧められたので、ネタを見て参考にしました」と役作りの裏側を明かした。劇中では、客へのサービスとして洗濯物の畳みやアイロンがけにも挑戦しており、「普段はスチームでアイロンをかけることが多いので、アイロン台を用意してきちんとかけるのは小学校の家庭科以来でした。この動かし方で合っているかなどを、スタッフさんと話し合いながら頑張りました。また、Tシャツの早い畳み方を教えていただいたので、家でTシャツを畳むのが楽しくなりました」と笑顔を見せた。

そして、「ランドリーに来るお客さんのモヤモヤを、完全に解決するわけではないが、少しでもプラスに持って行っている点が見どころです。各話のゲストの個性が強い上、彼らが展開する劇中劇が毎回全く違うので、そこを楽しんでいただければ」とドラマをPRしていた。

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