勝村政信、島崎遥香が「すぐに心の扉を開いてくれた」

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“ぱるる”こと島崎遥香が主演するドラマ『警視庁 ナシゴレン課』(テレビ朝日系列、 毎週月曜 24:15~24:45)で、劇中メンバーが踊りながら歌うムード歌謡「ナシゴレン道玄坂」に注目が集まっているようだ。

島崎が卓越した洞察力、推理力を持つ自由奔放な女デカ長・風早恭子役に挑戦し、古田新太、勝村政信、波岡一喜、猫背椿、越村公一、中山麻聖ら実力派キャストと共演している本作。舞台となるナシゴレン課は、捜査に一切出向くことなく、刑事部屋で難事件を推理&解決してしまう、極秘部署という設定で、稀代のヒットメーカー・秋元康が企画・原作を手がける。“刑事ドラマなのにワンシチュエーションコメディー”という、その斬新でユニークな世界観が反響を呼んでいるが、劇中メンバーが披露する「ナシゴレン道玄坂」にも注目が集まっており、「ダウンロードしたい!」「どこかの番組で歌ってほしい!!」などとネット上でもコメントが飛び交っている。

今夜10月24日放送の第2話では、ナシゴレン課が「タワマンでバラバラ殺人」事件に挑む。高級タワーマンションに住むセレブ主婦がマンション内でこつ然と姿を消し、バラバラ死体の一部が発見された……という恐怖の事件だ。捜査には一切出向かず刑事部屋で推理を展開するナシゴレン課の面々は、いったいどうやって犯人を突き止めるのか!? そんな話題のドラマ『警視庁 ナシゴレン課』で熱演を見せている勝村、波岡、中山が、第2話の放送を前にメッセージを披露、以下に紹介する。

また、スピンオフドラマ『警視庁 ナシゴレン課 番外編「恋のアルマジロ」』も、地上波ドラマ放送終了後に第2話を配信(※『au ビデオパス』の会員限定で、地上波ドラマ放送終了後より毎週1話ずつ、全10話、ネット配信)。このスピンオフドラマでは本編では描かれることのない、ナシゴレン課のメンバーの恋模様が綴られていく。

[勝村政信(伊吹暁彦役)]

――撮影現場の雰囲気は?

古田(新太)も(猫背)椿ちゃんも舞台の仲間ですし、チームワークはとてもいいですね! 島崎遥香さんも、すぐに心の扉を開いてくれました。なにせ、オッサン、オバサンはズカズカと心の中に土足で入っていきますからね (笑)。いまや、デカ長を中心とした、ひとつのチームが出来上がっていると思います。

――メッセージを!

歌も踊りもあるし、みどころは満載です! “なぜムード歌謡?”“なぜ刑事ドラマ?”そんな、いろいろな疑問こそが、みどころではないかと思います。あとは、デカ長・風早恭子の洞察力の素晴らしさにも注目です。そして今後、石鍋の推理力のスゴさがわかってくるような予感もしています。石鍋自身は気づいていないけれど、実はデカ長に近い才能を持っているような気がするんです。そんな石鍋に対して悔しさを抱く僕らとの対立軸がまた形成されていけば、ますますドラマ全体の輝きが増していくのではないかと思っています。

[波岡一喜(高見拳次郎役)]

――この企画を聞いたときの感想は?

“ナシゴレン”って……いったい何の番組かなと思いました(笑)。でも勝村(政信)さん、古田(新太)さんというという強力ツートップがいるチームなので、これはおのずと面白くなるなと直感。あとはとにかく頼れる先輩方についていこう、と思いました!

――スピンオフドラマについて

僕は、スピンオフにはスピンオフの面白さがあると思っています。本編では7人がそれぞれのキャラクターをあまり出す間もなく、事件解決に向けて物語が進んでいきます。一方、「恋のアルマジロ」は事件中心ではなく、7人のキャラクターをもとに進んでいくので、人間対人間のキャッチボールができて、このナシゴレン課の中の雰囲気が出ているなと思います。本編とはまったく違う楽しさがあって、とても面白い企画ですね。

――メッセージ

ワンシチュエーションドラマの面白さって、どこまでが台詞で、どこからが遊びやアドリブなのか、よくわからないところだと思います。たとえば古田さんや僕がセリフをかんだりしたところがOAされていたら、それはそれで面白いと思う。そんな“生”な感じが伝われば、すごくいいなと…!自由なところを楽しんでいただけたらと思います!

[中山麻聖(浅羽ショウ役)]

――企画を聞いたときの最初の感想は?

思わず“エッ?”と二度聞きしてしまうようなタイトルだったので、どんな作品になるのかまったく想像がつかず、撮影開始をとても楽しみにしていました。このタイトルから“常識は一切通じないんだろうな”ということが伝わってきましたが、撮影現場でも自分のこれまでの常識は取っ払われました!

――スピンオフドラマについて

スピンオフはどんなネタが飛んで来るかわからないので、楽しみで仕方がないです! その球がどこから来るのかわからないし、飛んで来るモノが球かどうかもわからない状態ですが、とりあえずつかんでみようという気持ちで臨んでいます(笑)。実は、スピンオフの第4話で僕自身も意外だった“ある事実”が判明するんですよ! スピンオフは本編とはまた違う面白さがギュッと濃縮されているので、楽しんでいただけるとうれしいです。
――メッセージ

普通の刑事ドラマは犯人の予測がつくことが多いと思うのですが、このナシゴレン課は一切そういった常識が通用しません! 犯人逮捕の過程もまったく想像がつかない展開なので、ぜひのめりこんで観ていただきたいですね。そしてまた、1度ならず、2度、3度とご覧いただきたいです。実は画面の端っこの、映っているかいないかのところで、皆がそれぞれ小さな芝居を入れています。思わずクスッと笑ってしまう発見があるので、2回、いや、3回観ても面白いと思います。

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