血縁関係のない男女4人が共同生活を送る自宅潜入「生活保護を受けさせてもらってるんで…」

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8月6日に放送された『家、ついて行ってイイですか? (明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)は、血縁関係のない男女が4人暮らしをしている家に、カメラが入った。

同番組は、終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の家について行く“完全素人ガチバラエティ”。ビビる大木矢作兼おぎやはぎ)らが司会を務める。

今回、趣向を変えて東京・江戸川区平井にある「辰巳湯」に行き「回数券を差し上げる代わりに家を見せてもらう」という企画を実施。そこで同銭湯に週に2~3回来るという秋野さん(78)宅へ行くことに。秋野さんはアパートの部屋を2つ借りていると言い、1階は客間用、2階は、娘と娘の友人である男性と女性2人の4人で暮らしていると明かす。

いざ自宅へ行ってみると娘がスタッフを出迎える。秋野さんは銭湯にまだ入っていなかったため、もう一度銭湯へ行くことになり、娘が対応することに。取材を進めていくと一緒に住んでいる男性が戻ってきた。その男性は娘と「7年ほど付き合っている」と言い、さらに結婚の話も進めているのだとか。娘は「(居候している)2人とも知的障がいを持っている」と語り、男性の方はできることが多くなり自立できてきているが、女性のほうは自立できておらず、自分はバツ2で精神疾患であることを明かした。さらに現在仕事はしておらず、「生活保護を受けさせてもらってるんで……」と打ち明ける。

では、なぜこの4人が一緒に暮らすことになったのか。娘は、男性とは結婚を考えていたため一緒に暮らそうとしていた時、当時友人の女性は障がい者の寮にいた。しかし、精神的に幼く自立ができないため、預かる形で秋野さん宅に来たそう。ここで娘は「今の父親(秋野さん)は養父なので」と血縁関係がないことを明かし「何をするにも親身になってくれる優しい人」と語る。

秋野さんが帰宅し、娘との出会いについて「初めて会ったのが競艇場」と回顧。当初は友人関係だったが、行くところがない娘と暮らすようになったのだとか。娘は当時を振り返り「今後(秋野さんを)見ていくこともできるし、こっちも見てもらえるし安心」と語った。

じつは、秋野さんもバツ2。最初の妻と間にできた実の子どもを亡くしており、2番目の妻と出来た子どもとは絶縁状態だという。スタッフが、一緒に住む娘を養子縁組にした理由を聞くと「勝手にやったみたい。それはそれで理由も聞かない。けどよくやってくれるよ」と話す。娘は「ケンカすることもあるけど、それは相手がいるから」と笑い、親子関係以上のものが生まれていることを話した。

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