岡江久美子、元気なお母さんのイメージ一変『きみ棲み』モンスター男の母役に決定

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吉岡里帆主演の連続ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系、毎週火曜22:00~)で、向井理演じる星名の母役に、岡江久美子が決定した。

本作は、自分に自信が持てず挙動不審になってしまい、「キョドコ」と呼ばれている主人公・小川今日子(吉岡)が、誠実で優しい漫画編集者・吉崎(桐谷健太)と、冷酷で二面性のあるモンスター上司・星名の間で揺れ動く三角関係を描いたラブストーリー。放送を重ねるごとに、キョドコが持つトラウマや星名の中にあるドス黒い思惑が明らかになり、中毒性が高いと評判を呼んでいる。

2月27日放送の第7話からは、最終回に向かって盛り上がっていくが、見どころの一つが「どうして星名はモンスターのような性格になったのか」だ。父からの暴力、整形を揶揄するようなセリフ、姉からの金銭の無心など、星名の過去を想起させるシーンが初回から断片的にちりばめられているが、彼に多大な影響を及ぼしカギを握る人物であるのが、岡江演じる星名の母・郁美だ。

岡江といえば、シリーズ化した人気ドラマ『天までとどけ』(TBS系)で大家族の母親を演じ、また朝の生活情報番組『はなまるマーケット』(TBS系)では17年半にわたってメインパーソナリティとして番組を盛り上げるなど、“元気なお母さん”のイメージを打ち出していた。しかし、写真からもわかるように、今回演じる郁美は伏し目がちで、これまでの岡江のイメージとは真逆の役どころ。第7話からの出演となる彼女が、星名の人格形成にどのような影響を及ぼしたのか。

佐藤敦司プロデューサーは「物語の後半戦では、星名の過去に隠された大きな謎が明らかになります。その謎の真相を明かす人物こそが母・郁美です。これまで理想の母親役の多い岡江さんに、意表を突く予測できない展開の中で、ぜひ今までにない母親役を演じていただきたいと思いオファーさせていただきました。これまであまり語られることのなかった星名の過去ですが、郁美によって新たな真実が見えてきます! とても謎めいた複雑な役柄を岡江さんには魅力を十分に表現していただいています。また、物語の鍵を握るとても重要な役柄でもありますので、ご期待ください」と語っている。

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