眞島秀和『#居酒屋新幹線』での役作りは「美味しいものに踊らされよう」

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12月14日に放送開始する眞島秀和主演のドラマイズム『#居酒屋新幹線』(MBS、毎週火曜24:59~/TBS、毎週火曜24:58~)の製作発表ミニ会見が14日、都内で行われ、眞島が地元でありドラマの舞台となった東北の魅力を語った。

本作で眞島が演じるのは、損保会社の内部監査室で働いているサラリーマン・高宮進。高宮の密かな楽しみは、出張先で見つけたグルメやお酒を新幹線の中で堪能することで、ドラマには駅弁や郷土料理、地酒やクラフトビール、さらにはスイーツまで、ご当地テイクアウトグルメが続々登場する。

眞島秀和
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オファーを受けた時の感想について眞島は「グルメものではあるけど、どうドラマにするんだろうと思った」というが、台本を読んで「東北方面の各地へ旅番組に出掛けるようでワクワクした」とコメント。さらに、「台本が新幹線カラーになっていて、それも心がくすぐられるんですよね」と笑顔を見せた。

役作りについては「主役は食材や各地のお酒」といい、「“美味しいものに素直に踊らされよう”という心構えでやってます」と語る。食べ物を美味しそうに食べるコツについては「僕の大先輩でも、すごく美味しそうに食べる方がいらっしゃる」と、『孤独のグルメ』の松重豊を匂わせつつ、「高宮進は豪快に食べる人ということで、全部美味しくいただきました」と、純粋なリアクションを取っていることを明かした。

実際の新幹線での過ごし方を聞かれた眞島は、「ここまで本格的でないにしろ、自分なりの居酒屋新幹線を試すようになりました」と報告。また新幹線の思い出として母親の地元・古川(宮城)に行く際のエピソードを披露し、「当時の東北新幹線に食堂車があったんですけど、そこに連れて行ってもらうのが本当に楽しみだった」と懐かしんだ。

眞島秀和
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ロケ先でのお気に入りのB級グルメは、仙台の「麻婆焼きそば」だそうで、「焼きそばの上に麻婆豆腐がのってるっていう(笑)。そのまんまなんですけど、たくさんある中からお店を自分でチョイスしていた」と語る。その一方で、「東北地方のおすすめのサウナを聞かれたら、みなさんに説明できますよ!」と最後までサウナ愛を貫いていた。

この日は、眞島が都内の東北アンテナショップ「あおもり北彩館」と「宮城ふるさとプラザ」を訪問。会見では、ドラマにも登場する商品を店員さながらに紹介した。

眞島秀和
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第1話の青森「ねぶた漬」については、「お酒のあてで間違いない逸品です」とし、第2話の仙台「お豆腐揚かまぼこ むう」は、「これはほんと美味しいです! ものすごく柔らかくて」と声を大にする。また仙台「支倉焼」については、商品名が“支倉常長”から来ていると解説し、「高宮は『はせくらやき』が読めないけど、僕は最初からわかってました。これは大事なところです!」と、商品名が読めないのはあくまで台本上の設定であることをアピールした。

続く第3話の古川「凍みっぱなし丼」を「見た目はカツ丼なのに、凍み豆腐を揚げているから、すごくヘルシー」と紹介。MCから「ダイエットにも?」と聞かれると、「その分、お米を食べたら意味がないんですけどね。お米も美味しいので」とにっこり。第6話の仙台「定義の三角油げ」は「これがうまいんですよ。『ふるさとプラザ』さんでも週に3回しか入荷しないらしいので、お気をつけください」と注意喚起。また「無添加仙台牛コンビーフ」についても、「お酒のあてとしても優秀ですし、僕も買ってトーストにのせて食べている。お気に入りになりました」と熱く語った。

さらに、デザートの仙台「喜久福」を手にし、ドラマの高宮は“コース仕立て”に居酒屋新幹線を開いていると説明。だが、「ペース配分を間違えているんじゃないかなっていう回もある。ボリュームがすごいなって」と本音をこぼして笑わせた。

眞島秀和
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大量のポスターの前に立った眞島は、「僕しか写っていないポスターってすごいですね。ふだんは(端の方を指差して)この辺にいるものですから」と照れ笑いを浮かべ、「ドラマを見て、ちょっとした旅気分を味わっていただくのはもちろんですけど、実際に東北まで足を伸ばしていただけたら、ドラマに出てくる美味しい食べ物、お酒を求めていただいて、皆様にも居酒屋新幹線を楽しんでもらえたら嬉しい」と呼びかけた。

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