北川景子「緊張してあたふた」舘ひろしと『家売るオンナの逆襲』で共演

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舘ひろしが、3月13日に放送される北川景子主演ドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)の最終回に出演。同局で放送された『あぶない刑事』で共演した仲村トオルも出演しており、「今回はトオルが北川さんの旦那さん役、これはもう是非やらせていただかないと」と高いモチベーションで挑んだことを明かした。

2016年夏に連続ドラマ、2017年5月にはSPドラマとして放送された『家売るオンナ』の新シリーズとなる本作。北川演じる天才的不動産屋・三軒家万智が、顧客の問題を解決しながら、華麗に家を売りまくる痛快ストーリー。万智の「GO!」「私に売れない家はない!をはじめとした名セリフや破天荒でクールなキャラクターを印象付けるコミカルな演技も話題になった。

今シーズンから、無敵の万智の前に突如立ちはだかるもう一人の天才・留守堂謙治(松田翔太)が登場。留守堂は万智の小学校時代の同級生で、当時から万智に思いを寄せ続けており、3月6日に放送される第9話では、万智と上司にして夫の屋代課長(仲村)の関係を前に留守堂の愛が爆発。心優しき留守堂が崩壊し、物語はついに最終章に突入する。

今回、舘が演じるのは、屋代率いる新宿営業所売買仲介営業課の命運を握るテーコー不動産の社長。舘は北川について「いろんなドラマを拝見してすごく素敵な女優さんと思っていましたが、共演してみて女優さんぽい女優さんだなという印象を受けました」と明かし、「お芝居の呼吸は彼女が合わせてくれたので、僕はわりと自由にやらせていただきました。監督にもいろいろ提案させていただいて、本当に自由に楽しく演じさせていただきました」と共演を楽しんた様子。

演じる社長は、新宿営業所メンバーはもちろん、屋代課長でさえもその姿を見たことがないという謎に包まれ、“伝説の不動産屋”と呼ばれていた男。役作りのために衣装にも気を配ったそうで、「最初はスーツを用意していたんですけど、普通っぽくない社長にするため、一昨日突然カーディガンの方がいいかなと思いたち、急遽用意してもらったんです。ちょいワル社長にさせていただきました」と振り返る。

今回の役は「どんどんいろんなアイデアで頭がいっぱいになっちゃって」と演技プランが溢れ出たといい、「突然背後からふと現れたら面白いかなと言ったら、いつも北川さん(三軒家万智)がそうやって登場するのでそうしましょう、と監督と決めました。それから決めゼリフを言うところがあったんですけど、北川さんの言い方を真似してやってみたらみんなことのほか乗ってくれて。僕がやると暑苦しいかなと思ったんですけど、監督もそれでいいというので、やらせていただきました」と打ち明ける。

また、仲村については「トオルと会えるのはただただ嬉しいです。やっぱり僕にとっては『あぶ刑事』の4人組っていうのは特別なものなので、何かの時にふと会うとあの時代にすぐ戻れて」と関係性の深さを明かすも、「あいつに見張られてるとやりづらいな(笑)。見透かされてるみたいで」と苦笑い。さらに「トオルは天才ですから。言いたくないけど尊敬してますね。あいつは素晴らしい俳優になりましたよ」と賛辞の言葉を贈っている。

北川も「舘さんの大ファンなので、前シーズンの時から『ゲストに出てくれないかな?』なんて話をプロデューサーとしていました。なので最終回の台本をいただいて、舘さんのお名前が入っているのを見た時に本当に震えてしまって、『お会いできるんだ』とすごく嬉しかったです」と笑顔を見せ、「私は普段は全然失敗しないんですが(笑)、今日は緊張してあたふたしてしまいました。本当に、とてもかっこよかったです」としみじみ。

さらに、舘が自身の決めゼリフの言い方を真似したことは嬉しかったそうで、「光のフレア(いつも三軒家万智が決めゼリフを言う時に入る照明の効果)が入った時に、何て豪華な『わたしに売れない家はありません』なんだろうと思って、震えてしまいました」と振り返った。

仲村は舘の出演を聞いた際に、「これ以上のキャスティングはない」と感極まったそうで、「(ここで『お前も調子がいいね』という舘さんの言葉を受けながら)いやいやほんとに(笑)。三十数年前に、『あぶない刑事』で、柴田恭兵さんと僕が蒔いた種が実るというか(笑)」とコメント。さらに「僕の勤める会社の『社長役』という雲の上の存在は舘さん以外の人では絶対ダメなので、来ていただいて本当にありがとうございます」と感謝の思いを明かしている。

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