マツコ、アーティストと“ガンプラ”コラボ!臆せず注文を付ける姿に「感性が豊か」の声

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マツコ・デラックスが、毎回あてもなく気ままに夜の街を徘徊し、そこで出会った人々と交流をする『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系、毎週木曜24:15~ ※一部地域を除く)。11月21日の放送では、ジオラマ店へと向かった。

以前、模型店でガンプラ(アニメ『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツのプラモデル)を購入し、ついには富野由悠季監督にまで会いに行ったマツコ。今回は、ジオラマ専門店「さかつうギャラリー」を訪問することになった。事前に完成させたプラモデルを見せつつ、店主に今回の経緯を説明。「せっかくだから『ジェット・ストリーム・アタック』やっちゃえって話になって」と言い、ガンダムとトリプルドムの計4体を使って作品作りをしてもらうことになった。

手がけるのは、ジオラマアーティストの瀬川たかしさん。今回マツコは、3体のドムとガンダムが対峙した際に、女性軍人・マチルダが殉職したシーンを再現したいと提案した。ジオラマでもあまり見かけない場面でもあることから、ガンプラの世界大会「ガンダム ビルダーズ ワールドカップ」を視野に入れ、製作してもらうことになった。

細かい作業を進めること1か月半で、いよいよ完成。肝心のマチルダは既存のフィギュアをベースとしてポーズを変え、塗装もし直した。フィギュアが若干大き目なのだが、これは作品をスマホで撮影する際、遠近法としてマチルダの後ろに戦うガンダムが映るように計算されたもの。マツコ的には改良の余地があるとして、煙を少なくしたり、顔の汚れ具合をおさえたり、さらには髪型をなびかせてほしいと注文をつけた。「申し訳ない」と謝罪をしたものの、番組スタッフからは「結構な直しですよ」とツッコミを受けた。また、出展者名は「瀬川マツコ」。タイトルを「死して尚気高く」とした。

後日、作品が展示されることになった「THE GUNDAM BASE TOKYO」へ。今回は大会に参加するわけではなく、同大会の決勝進出する作品にプラスして、瀬川マツコ名義の作品も特別に飾ってもらうことになった。

オーダー通り修正が施され満足気なマツコ。同じ施設にいたガンプラ界の重鎮・川口名人に恐縮しつつ、コメントを求めると「躍動感があって、このあとのストーリーが感じられる」と称賛された。しかし、マツコと同じく「煙が強く見えるので炎上している感じがもっと見えればいい」と感想を受けた。同作品は、12月8日まで展示される。

インターネット上では、今回の作品やマツコの立ち振る舞いに「マツコ、ガチ依頼過ぎるw」「プロは違うわ〜」「マツコさんの感性が豊かで感心させられました」といった声があった。