『科捜研の女』マリコの“天然っぷり”に「可愛すぎか」「毎週ファンが増えていく」

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沢口靖子主演の木曜ミステリー『科捜研の女』(テレビ朝日系列、毎週木曜20:00~)season17の第12話が、2月8日に放送。このシリーズでは、毎回主人公・榊マリコ(沢口)の“衝撃的なワンカット”シーンあり、今回の放送では、マリコがごく自然に“白骨標本と並んでお散歩する”場面と彼女の天然っぷりに、インターネット上でも注目を集めた。

今回は、風丘早月(若村麻由美)のかつての同僚・弓原公彦(奥田達士)の遺体が自室から発見されるという事件が発生。弓原は家賃を滞納し、密室状態だった部屋にはまるで生活感がない……。マリコは遺体の左手甲に残された小さな掻き傷に引っ掛かり、解剖を提案。事件性がないと藤倉甚一(金田明夫)に反対されたが、珍しく早月が、「司法解剖ができないなら遺族から許可をもらってでも解剖を」と言い放った。

早月は、15年ほど前まで有田実(相島一之)とともに助教授に推薦されたが、年齢も近い弓原だけは推薦されなかったという。そのことがショックだったのか、弓原は早月らが止めるのを振り切るように地方の大学へ転職した。そこで助教授を目指していたようだが、かなわなかったという知らせを10年ほど前に受け取っていたのだ。

弓原の妻・弓原郁絵(古村比呂)によると、弓原は大学に勤務せず医学部専門の塾講師をしていたというが、それもうまく行かず、郁絵の勧めで健康診断のアルバイトを。しかし、3カ月ほど前に自分の専門である法医学の職を探すと家を飛び出して以来、別居状態となり、郁絵もここ3カ月は連絡もとっていなかったという。郁絵は早月による遺体解剖の申し出を承諾、ただし解剖後の臓器の検査は臨床検査技師でもある自分が行うという条件をつけた。

解剖の結果、死因として心不全などが浮上するが、肝心の心臓は郁絵に持ち去られマリコも手が出せない。一方、土門(内藤剛志)は弓原には預貯金の残高がほとんどなく、生活に困窮していたらしいことをつかむ。さらに検査技師としての収入も少なかったことから夫の保険金を当てにしていた可能性もあり……という展開だった。

気になる“白骨標本とのお散歩”シーンは、冒頭に登場。怪しげなBGMとともに、マリコが暗闇から白骨標本と並んで登場し、「ねえ、こうは考えられない?」と隣の白骨に話しかけそうなくらい自然であったが、これは早月に頼まれて運んでいたようだ。しかし、研究室に到着するや否や、白骨標本とすってんころりん。見事な転びっぷりを見せたマリコに、早月は呆れ顔。「マリコさん、今日の授業で使うのは白骨標本じゃなくて内蔵模型。そして、あなたに頼んだのは別のお仕事!」とツッコまれ、マリコの天然が際立っていたが、そんな彼女に対し、ネット上では「骨に埋もれるマリコ」「可愛すぎか」「相変わらず天然で素晴らしい」「世界一天然記念物のマリコさん。毎週ファンが増えていく」という声があがっていた。

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