泉澤祐希、かもめんたる・う大の脚本を絶賛「素直に演じればすごく面白くなる」

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泉澤祐希岩松了が出演するHuluオリジナル『THE LIMIT』(全6話/毎週金曜に新エピソード追加)の第5話「切れない電話」が、4月2日より配信。このほど泉澤&岩松からのコメントが到着した。

本作には玉田真也岩崎う大荻上直子ら“気鋭の個性あふれる人気脚本家”、そして伊藤沙莉門脇麦細田善彦岡山天音、泉澤、浅香航大ら“未知の可能性を感じさせる若手実力派俳優が集結。限定された空間、限られた時間、限られた状況でリアルタイム進行するオムニバス形式“半径3m”の人間ドラマとなっている。

第5話「切れない電話」の脚本は岩崎、そして追い詰められるのは、昨年放送の『連続テレビ小説 エール』など朝ドラや大河ドラマにも数多く出演する若き実力派・泉澤。泉澤が演じる主人公・洋介は喫茶店にいたところ、自殺願望を抱える謎の女性から脅迫電話を受け、彼女の命を救うためのとんでもないゲームに強制参加させられることに……。一緒にいた恋人・綾子(夏子)、そして喫茶店のマスター・斉藤(岩松)も巻き込みながら、予期せぬ事態へと追い込まれていく。

泉澤は今回、ほぼすべてのセリフを覚えた状態で本読み(=リハーサル)に参加。スタッフも感動するほどの熱量を持って撮影に臨んだ。その熱量は撮影現場でも大いに発揮されることに! 劇中では、泉澤演じる洋介と岩松演じる喫茶店のマスターが共に追い詰められ、極限状態の中で発する言葉や行動が肝となるのだが……。現場では泉澤と岩松からもどんどんアイデアが飛び出し、テイクを重ねるごとに素晴らしいコンビネーションが培われていった。

そんな男性陣をさまざまな形で、見事に追い込んでくれたのが女性陣。洋介と一緒に喫茶店に来た恋人・綾子を演じた夏子はもちろん、脅迫電話をかける自殺志願者の女性を演じた青山祥子も喫茶店の上階にスタンバイし、リアルタイムで撮影に参加。生の掛け合いから生まれた最高すぎる演技に、撮影中はキャスト・スタッフ一同ずっと笑いを我慢していた。 怖い……だけど笑える! 極限に追い込まれた人間の悲哀と滑稽さが、矢継ぎ早に浮き彫りとなる「切れない電話」――。いろいろな意味でゾクゾクワクワクすること間違いなし!?

役者としても、そして洋介としても、まさに“未知との遭遇”というべき状況に次々と直面し、戦々恐々としながらも全力で撮影に取り組んだ泉澤。そんな彼が、このたびYouTubeで公開された番組スペシャルPR映像で、撮影時の心境を告白。さらに、毎回恒例のお楽しみ企画「10秒間で作品のみどころを早口で伝える“リミット”告知」にも挑戦した。“リミット“告知でも、迫りくるタイムリミットにドギマギした表情を浮かべながら、全力で作品をPRしている。

<泉澤祐希 コメント>
――台本を読んだ時の感想を教えてください。

1シチュエーションのドラマということで、脚本をいただいた時に「これ、もしかして一連で撮るんじゃないよな?」とドキドキしました(笑)。実際の撮影は場面ごとで区切って行われたので、ちょっとは救われたんですけど、初日は緊張しすぎて顔がひきつってしまって……(笑)。第一声のセリフを発しながら「ここから長いセリフが続くんだなぁ……」と思っている自分もいて、すごく緊張しました。脚本自体がすごく面白いので、素直に演じればすごく面白くなるなと思い、2日目は比較的リラックスして臨めたんですけど、正直なところ完成作品を見るまでは不安です(笑)。

――撮影中の心境をもう少し詳しくお聞かせください。

基本的に一つひとつのカットが長く、それを最初から最後まで何回かやるという撮影スタイルだったので、自分の中でつながりを考えたり、前のシーンを意識的に思い出しながら演じました。1シチュエーションの撮影現場に、コミカルな会話、面白いセリフ……本当にいい経験になったなと思います。岩松了さんはめちゃくちゃ面白かったですね。「うわ! すごい!」って思いました。言葉ではうまく表現できないんですが、完璧な間というか……まさに理想形のお芝居をされていたので、僕もお芝居がやりやすく、すごく助けられました。

<岩松了 コメント>
――台本を読んだ時の感想を教えてください。

台本は舞台に近く、喜劇的なタッチでもあったので、わりと自分のフィールドに近いものだと思いました。その一方で、僕がこの役をうまくできるのか……という不安も多かったのですが、今回は若い泉澤(祐希)さんと一緒にできたので、リフレッシュできたというか…若く新しい気持ちになりました。

――第5話のみどころを教えてください。

通常のドラマと違い、1シチュエーションでほぼ時間経過もなく進んでいくドラマの醍醐味を、まず味わってもらいたいです。ご覧になった方々が「変わったドラマだな」と感じ、それぞれの感想を持ってくれたら、このドラマの第一目標が達成されるのかなと思います。

<あらすじ>
付き合い始めたばかりの綾子(夏子)と、喫茶店で楽しくデートをしていた大泉洋介(泉澤)の携帯電話に突然、非通知の着信が入った。無視しようとする洋介。だが、不審がる綾子に促され、渋々電話に出ることに……。すると、発信者は見知らぬ自殺志願者の女性だった! なんとその女性、日頃から適当な番号に電話をかけ、相手が出てくれたら、死ぬのを思いとどまっているのだという。当然のごとく困惑する洋介。

しかし、女性は洋介の胸の内を推し量る素振りなど1mmもなく、いきなり恐ろしいゲームを持ちかける。喫茶店のマスター・斉藤(岩松)に「警察呼びますよ」と言わせたら洋介の勝ちで、洋介が負けたら女性は手首を切って死ぬというのだ! しかも、自らの命を盾に取った女性の指令はどんどんエスカレート。切りたいのに“切れない電話”は、ありえない次元まで洋介を追い込んでいき……。

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