福原遥、桜田通と3年ぶりの共演でキスシーンも!『コーヒー&バニラ』出演に「ピッタリだねと思ってもらえるように頑張りたい」

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福原遥さんが主演を務めるドラマ特区『コーヒー&バニラ』の放送が、7月4日よりスタート(MBS、毎週木曜24:59~ほか、Amazon Prime Videoにて見放題独占配信、TVer&MBS動画イズムにて見逃し配信)。

2018年度の「LINEマンガ年間売上げランキング」の1位に輝くなど、シリーズ累計で450万部(電子を含む)を突破している大人気コミックを実写ドラマ化した本作。田舎から上京し大学デビューを果たす恋愛初心者の主人公・白城リサを演じる福原さんと、ひょんなことからリサと付き合うことになったパーフェクトイケメン社長・深見宏斗を演じる桜田通さんにインタビュー。3年ぶりの共演となるお2人に、意気込みや、作品の見どころについて語っていただきました。

――台本を読んで、それぞれのキャラクターについてどんな印象を持ちましたか?

福原:リサのことがすごく好きだなと思ったところは、人に対してまっすぐブレずに進める姿。見ていてとても格好いいですし、素直で天真爛漫なところも素敵だなと思いました。

桜田:深見さんは、ものすごくハイスペックで、非の打ちどころがない男性。僕から見ても格好いい。好きになった人に一途で仕事もできるなんて完璧ですよね。

――深見は完璧な男性ということですが、プレッシャーはありますか?

桜田:原作を読みながら感じたのは、深見さんという存在が実写化することが可能なのかということ。もしかしたらとんでもないことになってしまうのではというドキドキもあります(笑)。深見さんは外見だけではなく、内面的な深みもあり、包容力がある。人が人と出会って「この人のために生きていこう」と思う温かさはブレないようにしたいという思いはあります。それを納得させるべく、ダンディさやジェントルマンなところをしっかりと勉強して、深見さんに近づけていければと思っています。

福原:桜田さんとは『グッドモーニング・コール』(FODで配信中)でもご一緒させていただいたのですが、ずっと優しくて、深見さんのような包容力がある方だなと思います。お兄ちゃんみたいな存在ですね。

――キスシーンなどドキドキする恋愛模様が描かれていますね。

桜田:ポスター撮影でも距離が近いですし、3年前の『グッドモーニング・コール』のときには、まさかこういう関係で共演するとは思っていなかったので、緊張はしますね(笑)。でもいい作品になるように頑張っていきたいです。

福原:大人なシーンも多いので、結構緊張はします。不安なことも多く、大丈夫かなと思うこともあります。でも桜田さんとは過去に一緒にやったことがあるので、その部分はとても安心感があります。原作ファンもたくさんいる作品なので「ピッタリだね」と思ってもらえるように頑張りたいです。

――3年ぶりの共演ですが、お互いの印象は?

桜田:『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)の迫真の演技が素晴らしかったです。そんな方とご一緒できるなんて(笑)。

福原:『わたし、定時で帰ります。』見ていました(笑)。今回と全然違う役なので、すごいなって思っています。

桜田:作品に入ったとき、役として物語に生きている女優さんだと思っているので、これまでリサは経験したことはない役と言っていましたが、そこの部分ではまったく心配していません。福原さんのことを昔から知っている人が見たら、親心的な視点になってしまうかもしれませんが、純粋さはピッタリだと思います。僕の方が深見さんをちゃんと演じられるのか心配です。

福原:そんなに背負わないで、一緒に話し合って役を作っていけたらなと思っています。

――それぞれの役作りは?

福原:リサちゃんは、純粋さが一番ですが、天真爛漫さはなくしたくないという思いがあります。そこは漫画を読んで表情や仕草を研究しながら、台本と照らし合わせてイメージしています。あとは深見さんを、まっすぐ一途に思う表現の仕方、魅力を出せるように演じていきたいです。

桜田:実年齢は深見さんと、ほぼ一緒なのですが、背伸びしないとやれないキャラクターですね。少女漫画の王子さま的な役というのは、女性の理想が詰まっている。それを生身の人間がやるわけで、リアルな部分とファンタジーな部分を現場ですり合わせて、実写ドラマ版ならではの正解を目指してやっていきたいです。あとは現場にいる格好いい大人の先輩を参考にしています。

――格好いい大人の先輩とは?

桜田:『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)で共演させていただいた向井理さんは、めちゃくちゃ格好いいなと思って現場で見ていました。深見さんは、誰からも憧れられる存在なので、参考にできるところをしっかり投影できればと思っています。

――恋愛作品の面白さはどんなところに感じていますか?

福原:お互いが惹かれ合って、2人がつながっていくのは、素晴らしいなと思います。恋愛に限らないのですが、思ったことをまっすぐ人に伝えたり、素直に行動したりする姿って素敵だなと思うんです。

桜田:恋愛ドラマにもいろいろな形があると思いますが、作品を見て「自分もこういう風に恋愛をしたい」とか「相手に気持ちを伝えてみよう」と思える活力になるところが魅力かなと思います。その意味で、『コーヒー&バニラ』も、こういう恋愛をしてみたいなと思ってもらえるような作品にしたいです。

――作品の見どころをお聞かせください。

桜田:広い心で受け止めてほしいですね(笑)。原作漫画が好きな人に対しても、しっかり自信を持って楽しんでもらえるように臨みたいです。深見さんというキャラクターに泥を塗らないように頑張ります。

福原:深見さんは世の中の女性の理想。格好いい深見さんを、ぜひキュンキュンしながら見ていただきたいです。

(取材・文:磯部正和)

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