蒔田彩珠と桜田ひよりがW主演で高校生監督のドラマ『言の葉』に出演「こんなに歳が近い監督は初めて」

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フジテレビが主催する第7回「ドラマ甲子園」の大賞作品『言の葉』に出演するキャストが決定した。本作には、蒔田彩珠桜田ひよりがW主演を務める他、箭内夢菜宮世琉弥泉谷しげる等、豪華俳優陣が出演する。

「ドラマ甲子園」は全国の高校生を対象に1時間のドラマ脚本を募集する才能発掘プロジェクトで、第7回となる今回は、横浜市在住の平野水乙さん(16歳)が大賞を受賞。大賞作品の『言の葉』は平野さんが監督となり、実際にドラマとして制作され、FODで配信される他、フジテレビCSでも放送が予定されている。

『言の葉』は、人付き合いが下手で友達ができない女子高生と、言葉が話せない少女との心温まる友情物語で、つい人を傷つけてしまう言葉を発する女子高生の伊藤香里を蒔田が演じる。蒔田は、『三度目の殺人』や『万引き家族』など、数多くの是枝裕和監督作に起用され、10月公開の『朝が来る』にも出演する若手演技派女優の一人。

また、話すことができない謎めいた少女・桜木咲を演じる桜田は、今年3月放送の『ラーメン大好き小泉さん 二代目!』で主演を務め、10月スタートのドラマ『24 JAPAN』にも出演予定。女優だけではなく、モデルとしても活躍しており、マルチに活躍の場を広げている。

他にも、香里と同じクラスの学級委員長・佐藤歩美役に箭内、香里と同じ高校1年生で野球部の木村武史役に宮世、香里を常に思いやる伊藤徹(じぃじ)役には大御所の泉谷が決定している。

物語は、香里が丘ノ上公園にあるベンチで「自分の気持ちを素直に伝えられるようにしてください」と神様に願うところから幕を開ける。不意に相手を傷つけてしまう癖がある香里は、そのことが原因でいじめられていた。香里が願った瞬間、ベンチの真上にある桜の木から、「君の名前は?」と書かれた葉っぱが落ちてくる。

文字を書いたのは、話すことができない咲という女の子で、香里と咲は意気投合し、毎日会うようになる。咲は香里に友達を作る方法を教え、香里はその方法で友達を作るが、一方で咲とは次第に会わなくなってしまう。月日が経ち、久しぶりに咲に会った香里は、不意に悪い癖が出て、咲を傷つけてしまう。言葉を上手く伝えられない香里と、伝えたい咲の物語は、果たしてどんな結末を迎えるのか。フレッシュなキャスト陣と、16歳の監督が2人の友情物語を描き出す。

<蒔田彩珠 コメント>
脚本がとても面白くて、高校生の方が書いた脚本という事を、すっかり忘れていました。こんなに歳が近い監督は初めてなので、撮影がどんな風に進んでいくのか楽しみです。桜田ひよりさんとは、いつか共演したいね! と話していました。咲をひよりが演じたらとても可愛いだろうなと想像しながら読んでいて、後日、本当にひよりに決まった時は2人で大騒ぎしました(笑)。少し恥ずかしい気持ちもありますが、皆で素敵な作品を作れたらいいなと思います。

<桜田ひより コメント>
私と同じ高校生の方が脚本、監督をされるということに驚き、主演として出演させていただけるということで更に驚き、W主演のもう1人がプライベートでも仲が良い彩珠ちゃんで腰を抜かしそうになりました(笑)。そして、もっと驚いたことは、初めて台詞のない役を頂けたこと。未知の分野に足を踏み入れる不安や緊張はありますが、平野監督の思いを形にして、素敵な作品を皆様に届けたいと思います。