阿部寛が“こじらせ男”を熱演『結婚できない男』シリーズTVerで配信中!

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阿部寛が主演を務めた連続ドラマ『結婚できない男』(カンテレ・フジテレビ系、2006年)と続編の『まだ結婚できない男』(同、2019年)が、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」にて期間限定で配信されている。

現在TVerでは12月10日より「TVerフェス!WINTER2021」と題し、放送局の壁を超え、100本以上のタイトルが集結した「冬の贅沢ドラマ100本」に加え、「高畑充希ドラマ特集」「浜辺美波ドラマ特集」「バラエティ傑作選」「人気10番組スピンオフ特集」「アニメ大特集」など、各ジャンルから選りすぐりの約200タイトルを強力ラインナップ。すべて無料で楽しむことができる。

偏屈で皮肉屋な性格ゆえ「結婚できない男」である建築家の主人公、桑野信介(阿部)が、ひとりの女性との出会いをきっかけに結婚の道を模索していく物語。

料理や部屋まで高いこだわりと美意識を持つ信介。しかし空気が読めず偏屈な性格が災いし、人とのコミュニケーションでは失敗が多い。招かれたパーティでは初対面の女性にウンチクを並べ立ててドン引きさせ、客に他の建築家を挙げられた際には憤慨して商談を打ち切る始末。仕事の腕はよいものの、結婚生活において妻と子供の存在を “不良債権”呼ばわりするなど、強烈な偏見を繰り出す。

そんなある日、信介が自宅でクラシック音楽に浸っていると、隣に住む独身女性・田村みちる(国仲涼子)が愛犬・ケンとたわむれる声が。「だめだってケンちゃん!」という言葉に勘違いした信介は音楽のボリュームを上げて嫌がらせに出るも、激しい腹痛を起こして卒倒。みちるは文句を言いに訪れた玄関先でうずくまる信介の姿を発見し、病院に付き添うはめになる、お互い、最悪の印象で出会った二人だったが……。

「こだわりが強く、融通の効かない男性」という、阿部の“十八番”なキャラクターを満喫できる本作。偏屈になればなるほどコミカルで、惹きつけられてしまう。夏川結衣演じる内科医・早坂夏美が信介に毎回浴びせる強烈なツッコミや、高島礼子演じる信介の同僚・沢崎摩耶の恋心など、脇を固める個性豊かなメンバーたちの演技にも注目だ。

『まだ結婚できない男』
『まだ結婚できない男』

そして『まだ結婚できない男』は、『結婚できない男』から13年後を描いた続編。“いい感じ”だった夏美とは結局うまくいかず、50代になってますます“こじらせた”信介は、弁護士の吉山まどか(吉田羊)やカフェの雇われ店長・岡野有希江(稲森いずみ)、そして隣人の女優・戸波早紀(深川麻衣)と知り合うが……。果たして信介は独身生活にケリをつけることができるのか?

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