阿部寛、安田顕ら技術者たちの人間ドラマに胸が熱くなる!『下町ロケット』TVerで配信中

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阿部寛主演を務めた連続ドラマ『下町ロケット』(TBS系、2018年)が、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」にて期間限定で配信されている。

現在TVerでは12月10日より「TVerフェス!WINTER2021」と題し、放送局の壁を超え、100本以上のタイトルが集結した「冬の贅沢ドラマ100本」に加え、「高畑充希ドラマ特集」「浜辺美波ドラマ特集」「バラエティ傑作選」「人気10番組スピンオフ特集」「アニメ大特集」など、各ジャンルから選りすぐりの約200タイトルを強力ラインナップ。すべて無料で楽しむことができる。

本ドラマは、池井戸潤による同名小説シリーズが原作。「下町ロケット ゴースト」「下町ロケット ヤタラガス」をベースに、2015年に放送された同名ドラマの続編。

物語の主人公は、かつて宇宙科学開発機構の研究員を務め、現在は父が遺した下町の工場「佃製作所」の経営者である佃航平(阿部)。自社開発のバルブシステムを帝国重工の純国産ロケットプロジェクト「スターダスト計画」に供給することとなり、順風満帆な道を歩んでいたかに見えたが、「次の打ち上げで帝国重工がロケット開発から撤退するかもしれない」と突然告げられる。

さらに、新作エンジンの供給予定先であった農業機械メーカーが突然計画を白紙撤回。コストの安さを売りにするダイダロス社に受注を奪われ、高い技術力を売りにしてきた佃製作所は低コスト化の荒波を前にピンチに陥ってしまう。

そんななか、佃と技術開発部部長の山崎光彦(安田顕)は、父の急病で急遽帰省した経理部部長、殿村直弘(立川談春)の実家である新潟の米農家へ手伝いに行くことに。畑で作業中の殿村からトラクターを借り、さっそうと運転する佃だったが、殿村はそのあとを歩き、「どうしても作業ムラができてしまう」と、佃の耕した土をあとからクワで耕し直す。

翌朝、トラクターのエンジンを調べ、トランスミッションの性能の問題がその原因であることを突き止めた佃。その改善のカギとして佃製作所のバルブ技術が活かせることを思いつき、失意から一転、新たな会社の新機軸に向けて歩みはじめる。

ドラマの最大の見どころは、何といっても佃を中心とした熱い人間ドラマ。また技術者たちの飽くなき挑戦や、一見悪役に見える登場人物の意外な側面も明らかになっていくドキドキワクワクのストーリー展開は、1話たりとも目が離せない。

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