泰葉、あの「金髪豚野郎」発言の真相を告白

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歌手でタレントの泰葉(55歳)が、1月12日(木)に放送された『じっくり聞いタロウ~スター近況秘報告~』(テレビ東京系列、毎週木曜24:12~)に出演。離婚記者会見で飛び出した「金髪豚野郎」発言の真相とうつ病で苦しんだ日々について語った。

“昭和の爆笑王”と呼ばれた、初代林家三平を父に持つ泰葉。弟である、九代目林家正蔵と二代目林家三平も落語家として活躍。自身もシンガーソングライターとして、1982年にリリースしたデビュー曲「フライディ・チャイナタウン」が大ヒットを記録し、松本伊代や少女隊らに楽曲も提供した。アルバムも売れて作曲と歌唱印税が「ダーンと入ってきた」と語る泰葉は、MCの名倉潤から「ダーンってどれくらいですか?」と聞かれ「貯金通帳を見た母の目が飛び出るぐらいの額」と、かなりの高額だったことを暴露。「ホストクラブに通ったりとか、そういうバカな二世タレントじゃない」と毒を吐きつつ「当時はDCブランドが流行っていてジャンポール・ゴルチェとかをガンガン買っていた」と振り返った。

そして、27歳の時に当時“落語界のプリンス”と呼ばれていた春風亭小朝と結婚。出席者には漫画家の手塚治虫もいたという華麗な結婚式を行い、一等地に一軒家を借りて「ピン札以外、持ったことがない」という金銭的にも恵まれた優雅な暮らしを続けていた。泰葉自身も「いい結婚生活でした」と語るが、2007年に小朝と離婚。会見で小朝のことを「金髪豚野郎」と呼んだ発言が大きな話題を呼んだ。

結婚を機に芸能界を引退して、落語家の妻として小朝のことを陰ながら支えてきた泰葉は、離婚の理由を聞かれ「歌いたくなっちゃった」と返答。小さい頃から三味線やピアノ、長唄などの芸事を教え込まれてきたこともあり、夫に尽くす裏方から表舞台に出たくなった理由を打ち明けた。MC陣から「でも、離婚する必要がないのでは?」と迫られた泰葉は「1つだけ……」と前置きしながら、びっくりするような告白を。「私ね、太った人が嫌いだったの」という衝撃的な発言に、MC陣も唖然。何でも、これまで付き合ってきた男性は格好良くてやせている人ばかりだったという。

小朝は、太ってることを凌駕するだけの芸はあったものの、毎回LLのトランクスを洗っているうちに「それがずっと溜まっていてもうダメってなった」と本音をポロリ。しかし、トランクスのことが言えなかったため、離婚記者会見を中継する生放送の番組で“金髪豚野郎”が飛び出したとか。それを聞いた名倉から「なんでそこまで言わなアカンのですか? リスペクトしてる人を」と聞かれた泰葉は「溜まってたものがブワっと出ちゃったのかもしれない。20年でしたからね」と、正直な気持ちを語った。

離婚後は芸能界に復帰して、バラエティ番組などで元気な姿を見せていたが、その後、テレビから姿を消す。実は、その間に“双極性障害”という病と闘っていた。3年周期で躁と鬱が繰り返しやってくるため、鬱だった時は「起きられないし、しゃべれなかった」と、かなり苦しんだ様子。そんな中「正蔵が毎晩、ご飯食べに来いって誘ってくれたり、三平はバンクーバーに連れて行ってくれたり」と、薬を飲みつつ家族の温かい支えに助けられて病気を克服していったと笑顔で話した。

この日は他に ベテラン声優の三ツ矢雄二がボロ儲け人生秘話を、ムーディ勝山が絶頂期からの転落した衝撃の落ちぶれエピソードを披露した。

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