中村蒼、宮様から熱血刑事アイドルへ…りゅうちぇる、ショーケン風衣装も披露

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中村蒼が主演を務める新ドラマ『潜入捜査アイドル・刑事(デカ)ダンス』が、テレビ東京にて10月8日(土)24時20分よりスタート。本作の舞台は、2016年の芸能界。ネットテレビ局の勃興、青春映画ブーム、スキャンダル、ネットニュースなどの新しい常識や、テレビあるあるを取り上げながら、偽アイドル「デカダンス」が激動の芸能界を潜り抜け、事件を解決していく様を描く“刑事×アイドル”新感覚コメディドラマだ。

番組タイトルにもなっている「デカダンス」とは、芸能界で起きている事件を解決するために、場当たり的に組まされた潜入捜査アイドル。中村演じる新人刑事の辰屋すみれは、刑事ドラマに出てくるような熱血刑事になることを夢見ていた。しかし、上司からの初命令は「事件捜査のためアイドルとして“ある番組”に潜入すること」だった……。しかも、急遽組んだメンバーは元詐欺師のユーヤ(大東駿介)、コミュ障の元引きこもり・ショウ(横浜流星)、元売れない子役・テル(森永悠希)、能天気なバカ・D(立花裕大)など、個性豊か過ぎる面々。最初は芸能界という特殊な世界に戸惑い衝突しながらも、事件を解決するたびに何故か売れていってしまう「デカダンス」。そして、徐々にアイドルとしての自覚が増してくるのであった……。

今回『せいせいするほど、愛してる』(TBS)の宮沢綾役で、一躍“宮様ブーム”を巻き起こした中村さんにインタビュー。今作で、宮様とは“まったく違う”熱血系刑事アイドル・タツヤを演じてみての印象、「デカダンス」のメンバーについて、そしてアイドル役なのに「歌いたくない」という理由などについて、たっぷりと語っていただいた。

――本作は“刑事×アイドル”という異色な設定。オファーの際はどのような説明を?

まず、『ゴッドタン』などを手掛ける佐久間宣行プロデューサーが率いるチームで作るとお聞きして……「作風はコメディ風刑事ドラマなんだけど、アイドルとして潜入捜査をしているうちに色々なことが起き、アイドルとして活躍していくみたいな感じ」と言われて、変わったドラマだなと思いました(笑)。ですが、テレビ東京さんの深夜ドラマは、ここでしか出来ないような色々なジャンルに挑戦されていて、僕はすごく好きなので、とても楽しみでしたね。

――初主演もテレビ東京で、今回テレビ東京では3回目の主演となりますね。

ありがたいです。今回の作品はコメディなのですが、僕にはコメディ要素がまったくないのに……お声をかけてくださり、本当に嬉しかったです。

――台本を読んで、どのような印象を?

芸能界のあるあるを描いているのですが、明らかに「あの事件のことだろうな」と把握できるようなことをパロディというかオマージュしていて、○○さんと○○さんの“あの番組”でのあの会話を再現したり、あの事件の○○さんとか……書けないことばっかり言ってますね(笑)。でも、そういったことに切り込んでいくようなドラマです。

――テレビ東京だとやりそうですね(笑)。

テレビ東京らしい話ですよね(笑)。佐久間さんの考えることが本当に面白いんですよ。

――『ゴッドタン』がお好きとお聞きしたのですが。

はい。企画が面白いですよね。特に好きな企画は「マジ歌選手権」です。

――歌といえば! 今回は歌って踊るアイドルということで、歌に挑戦されたんですよね。

いや、実はまだ歌ってないんです。これから歌うシーンはあるんですけど、それもどこまで歌うのか……? 結局、歌うはずだったのに、「全然違う人達の声になってる!」みたいなオチだったような……? そういうのもあって、実際どこまで歌うのかわからないですが、下手くそなのでできれば歌いたくないです。

――えっ⁉ それではダンスは?

ダンスはしました。そのダンスシーンのリハーサルの日が、「デカダンス」のみんなと初めて会う日だったんですよ。だから、ちゃんと覚えておかないとどうなるかわからないと思い、一応それなりに練習していきました。そうしたら、みんなもほぼ100%覚えていて、すごくスムーズにリハーサルが進みました。

――素晴らしいチームワークですね! 本番でも上手くいきましたか?

はい。また踊るシーンがあるので、それも頑張ります!

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