中村蒼、宮様から熱血刑事アイドルへ…りゅうちぇる、ショーケン風衣装も披露

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【衣装にも注目!スーツでサラサラロンゲ姿も「お楽しみに!」】

――演じる辰屋すみれとの共通点はありますか?

まったくないですね。似ていないというか、似てちゃいけない人達なんですよ。出てくるキャラクター全員、変な人たちばっかりなんですもん(笑)。僕の演じる辰屋すみれは、熱血で、すごく真面目。しいて言うなら、色々な所に寄り道しない部分は似ていると言えば似ているのかと。でも、熱血で熱い部分は全然似てないです。

――辰屋は警察官になるのが夢で、その夢を叶えていますが、中村さんの幼い頃の将来の夢は?

俳優としてデビューしたのは中学3年生の頃だったのですが、その時、具体的な夢というものが全然なかったんです。部活はやっていたので、とりあえずそれだけは一生懸命やっていました。あとは、「その日が楽しければいいや」ぐらいに思っていたので、具体的に夢を思い描くことはなかったです。

――俳優という仕事をここまで続けてこられたということは、中村さんにとって俳優は天職だったんですね。

う~ん、天職……どうなんですかね。でも、だんだんそういう風になってきたのかもしれないです。「この仕事でやっていこう!」という気持ちに。

――これまで色々な役を演じてこられていますが、役に入る“スイッチ”はあるんでしょうか?

衣装とかメイクの力は、すごくあると思います。自分の内面で役を作るのも大切ですが、それが100%じゃないというか、衣装やメイクなど、他の人たちの力も借りて100%になれると思っているので、すごく助けられています。

――今回アイドルという設定なので、衣装など見た目はかなりこだわったのでは?

僕は全然。用意されたものを着ました。アイドルと言っても、僕たちは思わぬ形でそうなってしまったという設定なので、あまりこだわりを見せている人はいなかったと思います。

――まだ第1報で公開されたピンクの衣装しか見ていないのですが、今後どのような衣装を着用するのでしょう?

りゅうちぇるみたいな感じ。いや、“みたい”じゃなくて、りゅうちぇるの恰好ですね。あのまま(笑)。あとは、忍者みたいな格好とか、作中でタツヤが憧れているドラマ『漢!刑事泣き虫』の回想シーンがあるのですが、その時に『太陽にほえろ!』のショーケン(萩原健一)さんみたいな格好をしたり。スリーピース・スーツで、サラサラのロン毛のカツラを被ってます(笑)。お楽しみに!

――デカダンスのメンバーとは、撮影の合間どのようなお話を?

台本について話し合ったりしますね。立花くん演じるDという役がすごく面白くて、何をさせても面白さが成立する役なんですよ。「Dのこのシーンはこうした方が面白いんじゃないか」とか、「Dいいね」とか、「Dが5人の中で一番面白いんじゃないか」とか。Dの話ばっかりしてますね(笑)。

――5人の中で一番のムードメーカーは?

大東さんは一番年上で、人生経験豊富ですね。色々お話をしてくださいます。すごく明るい人で、兄貴肌。本当に明るくて優しくて、自然とついていきたくなるような、そういう兄貴的存在なんです。僕が人見知りなので、すごく助かってます。

――とても仲が良さそうですが、他の4人と中村さんは初共演なんですよね?

そうです。初共演なのですが、みんな同世代なので話しやすいです。一番年下の横浜流星が今19歳なんですけど、僕も19歳の時はこうだったのかなって思うぐらい可愛いというか、おバカな感じで(笑)。現場は本当に楽しいです。

――佐久間プロデューサーとは、作品についてお話はされましたか?

佐久間さんとは、そんなにがっつり話したことがないんです。僕の勝手なイメージなのですが、佐久間さんは雰囲気が鋭くて、バラエティの現場で過ごされているだけあって、何が起こるかわからない現場にいるから、色々なことに気を張って、アンテナを立てて「こうしたほうが面白い」など常に考えているんだろうなと思います。面白いことを作るのに真剣で、センスのある人だと感じます。あまり深く話したことないので詳しくはわからないですが……僕はそう思いました。

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