美人モデル・比嘉バービィ、メキシコでピラミッドの新事実に迫る

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5月27日放送の『世界ふしぎ発見!』(TBS系列、毎週土曜21:00~)では、オルメカやアステカ、マヤなど中央アメリカで栄えた古代文明に共通する建造物・ピラミッドのふしぎを紹介する。

謎の多い古代ピラミッドだが、近年発掘が進み、メキシコでは新たな事実が続々と判明している。今回は、比嘉バービィがミステリーハンターとして現地からリポートする。

まずはメキシコ中央部、標高2100メートルの古都プラブエから。近くには、メキシコ最大級というチョルーラのピラミッドがある。現在は教会が建つ丘にしか見えないが、このピラミッドは紀元前300年以前から建設が始まったとされ、底辺は400メートル、高さは65メートルにも達している。また、1519年スペインの征服者が、古代文明のかつての神殿を破壊して現在の教会を建てたと言われているが、研究発掘用に掘られたトンネルを進み内部構造を調べると、何度も増築を繰り返していたことが明らかになる。研究者は、「古代の人々が活火山であるポポカテペトルを模してピラミッドを作ったのではないか」と考えている。さらに、火山とピラミッドは共に信仰の対象だった可能性が高いという。

続いて、古代都市・テオティワカンのピラミッドを訪ねると、古代の人々が生命を育む水を大切にして信仰していたことが明らかに。

さらに比嘉は、密林に埋もれた古代マヤの巨大都市、エル・ミラドール遺跡も訪ねる。東にはラ・ダンタのピラミッドがそびえ、西には居住区や神殿などの建物群がグループを形成しているここには、最盛期には20万人が暮らしたと考えられている。スペイン語で「見晴台」を意味するエ・ミラドール。ピラミッドの頂上からは素晴らしい景色を一望できる地だが、なぜ古代の人々はジャングルの中にピラミッドを作ったのか。その最新の研究成果を紹介する。

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