長谷川博己VS岡田将生!警察組織を舞台に「日曜劇場」で大激突

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俳優の長谷川博己が、4月スタートの日曜劇場『小さな巨人』(TBS系列、毎週日曜21:00~)で、同枠初主演を務めることが決定。TBSの連続ドラマに初出演となる岡田将生と、ライバル関係を演じる。

本作は、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメントドラマ。昨年、興行収入80億円を突破した映画「シン・ゴジラ」で主演を務めたほか、「第40回日本アカデミー賞」で優秀主演男優賞に選出、そしてこの度、日曜劇場の主演に初抜擢された長谷川が演じるのは、実力で“未来の捜査一課長間違いなし”と呼ばれるまでの活躍をしていた捜査一課の刑事・香坂真一郎だ。捜査一課長を目指し邁進してきたが、あるミスを犯したせいで、所轄へと左遷させられてしまった香坂。しかし、不器用ながら己の正義を信じ事件に挑む同僚たちの姿を目にしたことで、自分の“正義”を信じて“悪”と対峙していくことになる。

長谷川は「刑事ドラマの枠にとらわれることなく、見る方々それぞれの心に何かを残す普遍的な作品になると思います。数々のヒット作品を送り出したスタッフの皆さんと様々なジャンルの出演者が、どのような科学変化を起こすか楽しみでなりません」と意気込みを語る。

そして、2009年度に日本アカデミー賞をはじめとした賞レースで新人賞を総ナメにし、近年では数々の注目映画への出演やテレビドラマでも主演を果たしている岡田が演じるのは、東京大学法学部を卒業後、警視庁に入庁し、香坂と同じく捜査一課長を目指す刑事・山田春彦。本来、東大出身者はキャリアといわれる警察庁に入庁することが多い上、山田の父親は、警察庁次官から内閣官房副長官という官僚のトップに上り詰めた人物だ。そんな山田がノンキャリと呼ばれる警視庁を選んだことには、現場の総指揮官である捜査一課長となり、ある“未解決事件”の捜査の指揮をとるという目的があった。組織の中で力を発揮し、最短距離での出世をすることで、自分の理想とする仕事をしたいと考えているからだった。

岡田は「山田は、誰かを蹴落としてでも上に登り続けることしか頭にない、向上心の塊みたいな人間です。冷静かつ、寡黙なその顔が表の顔なのか裏の顔なのか、キャラクターを含め物語がすごく気になります。今まで演じたことがない役なのでとても楽しみですし、この役と共に長谷川さんに真正面から衝突していきたいです。気合い充分です」と力を込めている。

さらに、安田顕、春風亭昇太、駿河太郎、手塚とおる、木場勝己といった豪華俳優陣が出演し、ドラマを盛り上げる。

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