新垣結衣、“契約結婚”に前向き!?「互いがメリットを感じるなら」

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10月11日にスタートする新ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系列、毎週火曜22:00~ ※初回は15分拡大)の制作発表会見が、4日に都内で行われ、主演の新垣結衣をはじめ、星野源大谷亮平石田ゆり子が出席した。

本作は、「月刊Kiss」(講談社刊)で連載中、2015年に「第39回講談社漫画賞」(少女部門)を受賞した海野つなみによる同名漫画の実写化。新垣が演じるのは、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切りに遭い休職中の森山みくり(25歳)。星野源演じる、35年間彼女ナシ、恋愛経験ゼロのサラリーマン・津崎平匡(つざき・ひらまさ・35歳)と、あることをきっかけに、夫=雇用主、妻=従業員という雇用関係を結び、「就職としての結婚」をする。

作品テーマである「契約結婚」について、新垣は「良いと思います」と即答。「結婚の形や理由は、2人の自由。今すでに、いろいろな形で一緒になっている方もいると思うので、こういう形もアリ。お互いがメリットを感じて一緒にいるなら良いと思う」と、前向きな見解を示した。

ラブコメディには初挑戦となる星野は、「津崎は35歳で、僕と同じ年齢。役の設定を見て、“来たな”と思いました(笑)。嬉しかったです。こういう役がとても多くて」と笑顔。「また、津崎について「本当に真面目で良い奴。真面目がゆえに周りとズレてしまう部分を演じられたら」と意気込みを語った。

ドラマでは2人のシーンが多く、3日連続、9時から24時まで2人で撮影していたこともあるという。新垣は「楽しくやっています」と、星野も「楽しい。幸せです」と笑い合い、実際の夫婦さながらの仲の良さを見せた。

また、これまで韓国で俳優として活躍していた大谷は、今年4月より日本でも活動スタート。本作では、津崎の後輩で、結婚願望のないイケメン・風見涼太を演じる。大谷は「韓国のスタイルが染みついているので、文化や国民性の違いを感じることはあります」と両国で活動してきた手応えを語ると同時に、「素敵な共演者の方に教えていただいているので戸惑いなどはありません。韓国の方が時間に追われていて、ピリピリしている中撮影をします。なので、日本の方がまだゆったりしているのでは」とコメントした。

さらに、みくりの叔母で親友の“百合ちゃん”こと土屋百合を演じる石田は「私の本名も“百合子”で漢字が同じ。現場で呼ばれる度に、子どもの頃を思い出します」とニッコリ。また「52歳にして男性経験がない百合ちゃんの役の行く末が気になります。恋はしてきたけど深いところは知らないので、これからどうなるんだろうと思うと同時に、私も独身なので気持ちがわかる気がします。共感できる女性はたくさんいるのでは」と、役への思い入れを明かした。

最後に新垣は、ドラマの見どころの一つでもある胸キュンシーンについてコメント。「第2話以降に多く出てきますが、第1話にもみくりが風邪の津崎さんを看病し、普段クールなのに弱っている姿に萌えるというシーンがあります。ギャップがあるから萌えるんですね」と語ると、星野は「みくりが萌えている、その姿が萌えます」と返していた。

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