韓国で活躍する俳優・大谷亮平が、新垣結衣主演の新ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』（TBS系列、毎週火曜22:00～、10月11日スタート　※初回は15分拡大）で、日本の連続ドラマに初レギュラー出演することがわかった。

本作は、「月刊Kiss」（講談社刊）で連載中、2015年に「第39回講談社漫画賞」（少女部門）を受賞した海野つなみによる同名漫画の実写化。新垣が演じるのは、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切りに遭い休職中の森山みくり（25歳）。星野源演じる、35年間彼女ナシ、恋愛経験ゼロのサラリーマン・津崎平匡（つざき・ひらまさ・35歳）と、あることをきっかけに「就職としての結婚」をすることに。夫＝雇用主、妻＝従業員という雇用関係を結び、あくまで恋愛感情を持たないはずだった妄想女子とウブ男だが、同じ屋根の下で暮らす中、徐々にお互いを意識し出し……。

男らしくエキゾチックな顔立ちの大谷は、韓国の国民的CMに出演したことを機にブレイク、現地で数々の人気ドラマに出演してきた。大ヒット映画『バトル・オーシャン 海上決戦』にも出演、韓国のみならずアジア各国で名声を博し、今年4月よりついに日本でも活動を開始。現在、“第2のディーン・フジオカ”と言われ、大きな注目を集めている。そんな“逆輸入俳優”大谷が本作で演じるのは、星野演じる津崎の会社の後輩で、誰もが認めるイケメン・風見涼太。津崎とは違うタイプで、女性にモテるが結婚に対して冷めた考えを持つ、少し謎めいたハイスペック男子だ。みくりの心に嫌味なく入り込み、津崎の心をやきもきさせ、徐々に“契約夫婦”の関係を揺るがす存在に……。大谷は「原作を頂いた時、“契約結婚”というものにとても興味が湧き、楽しく読ませていただきました。この形態の夫婦は身近にいませんが、個人的には理に適っていると思います（笑）」とコメント。風見については「みくりと津崎の結婚生活に飄々と入り込む中で、風見自身の恋愛観や結婚観にも変化が生じていくのではないかと楽しみにしています」と語っている。

また同時に、古田新太と石田ゆり子の出演も決定。古田が演じるのは、津崎の同僚・沼田頼綱。料理上手で勘が鋭く、津崎のことを密かに想っている（!?）ゲイという独特なキャラクター。やたらとみくりと津崎の関係を詮索する不思議な存在だ。そして石田が演じるのは、みくりの叔母であり親友でもある“百合ちゃん”こと土屋百合。「いつかは素敵な人が現れる」と思いながら仕事中心に生きているうち、気づけば結婚もせずにアラフィフになった、バリバリのキャリアウーマンだ。しかし、はるか年下の白馬の王子様が登場し……。

このほか、お調子者で愛されキャラ、家族愛がとても強く、約束をしても子供のためにいつもドタキャンをしてしまう津崎の同僚・日野秀司役に藤井隆。突拍子のない行動を繰り返すが可愛げのある、みくりの父親・森山栃男役に宇梶剛士。みくりの母親で、栃男とラブラブな夫婦生活を送る森山桜役に富田靖子。みくりの親友で、波乱万丈な人生を送る元ヤン・田中安恵役に真野恵里菜。百合の部下で、イマドキの若者ながら秘めたるものを持っている不思議なイケメン・梅原ナツキ役に、注目の若手俳優・成田凌。梅原と共に、百合の部下として恋に仕事にグイグイ自分を押し出していく堀内柚役に、「ミス・オブ・ミス・キャンパス2016」の山賀琴子など、豪華なキャストが勢揃いしている。