沢村一樹が主演を務める日本テレビ系の連続ドラマ『レンタル救世主』（10月9日スタート、毎週日曜22:30～、初回のみ22:00～）の主題歌をJUJUが担当することが決定。さらに、沢村演じる明辺悠五が、“レンタル救世主”として楽曲に参加することも明らかになった。

本作は、「助けて」と願えば甘えと呼ばれ、「助けたい」と叫べば偽善と呼ばれる世の中で、完全歩合制の営利目的で貴方の危機に馳せ参じる“レンタル救世主”がテーマ。主人公は、莫大な借金を抱えており、妻子のために「命を懸けて救世主をさせられる」超絶お人好しな中年男・明辺悠五（沢村）。そんな“雇われ救世主”が、仲間と共にレンタル期限付きで、依頼者のために痛快爽快に悪を挫いていく物語だ。

9月中旬に、ドラマの主題歌を「JUJUが担当する」と聞いて喜んでいたという沢村。そこへJUJUが訪問し、「レンタル救世主として一緒に主題歌を歌ってください」とまさかの依頼を行うと、これにはさすがの沢村も驚くばかり。しかし、ドラマの役である明辺への依頼ということで、最終的には「全力で取り組みます！」と初めての経験に恐縮しながらも、懸命に取り組むことを誓った。その後、ボイストレーニングなどを積んでからレコーディングに臨んだ。

見事な歌声を披露した沢村は「とにかく緊張しましたし、改めて“歌手の方ってすごいな”と率直にそう思いました」と振り返り、「ただ確かに“ドラマ『レンタル救世主』明辺悠五として様々な依頼を受けます！”と言ってはいますが、まさかJUJU さんから主題歌のオファーが来るとは思ってもいなかったので、依頼が来た時には3度聞き返しました（笑）。でも歌い始めてみるととても楽しくて、“なんでも一度はやってみるものだな”と思いました」とコメント。そして、「日曜ドラマの曲として、“明日からも元気に！”なれる曲になっていますので、ドラマと一緒に是非お楽しみください！」とアピールしていた。

また、「もしもJUJUに依頼することができるなら何をお願いするか」と聞かれると、「犬の散歩中に鼻歌を歌っていると先ほどお聞きしたので、ドラマの撮影の合間や、食事の際に鼻歌でいいので、ぜひ歌いに来ていただけると活力になりますね。何度かライブにも行ったことがありますが、疲れている時や、ここ一番の場面で生歌を聴けたら嬉しいです！」と語った。

一方のJUJUは、「昔から沢村さんのことは大好きだったので、まさか一緒に歌える時が来るなんて思っていませんでした。『レンタル救世主』様様です！（笑）。普段も素敵な声だなと思っていましたが、実際に歌っていただいて、やっぱり素敵な歌声でとても感動しました！　『レンタル救世主』に頼んでよかったです！」と大喜び。“JUJU feat. 明辺悠五”として歌う楽曲については、「ドラマが、助けてと言えない人、人を信じられない人が心のSOS をレンタル救世主に依頼し、救世主もまた依頼主に信じてもらうため命を懸けて依頼に応える、というどこか切なく、でも最後は温かい作品だと感じ、その思いを込めて作りました」と紹介し、「ぜひたくさんの方々にドラマを見て、そしてこの曲を聴いていただき、楽しい週末から新しい1週間に前向きな一歩を踏み出していただけたらと思っています」と視聴者にメッセージを送った。