“監督”の陣内孝則、柾木玲弥に300万を請求!?

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陣内孝則が監督を務める長編映画としては3作目となる『幸福のアリバイ〜Picture〜』が、11月18日(金)より全国にて公開。これに先駆け26日、丸ノ内TOEIにて完成披露試写会&舞台挨拶が行われ、陣内をはじめ豪華キャストが出席。オーディションで選んだという柾木に対し、いきなり300万円を求める一幕があり会場を沸かせた。

この作品は、人生の一大行事ともいえる「葬式」「見合い」「成人式」「出産」「結婚」の5つのエピソードで綴られるヒューマンコメディ。この日は、エピソード「誕生」から、出産を控えた娘を見舞いにやってきた父を演じた柳葉敏郎と娘の婿を演じた浅利陽介。2つのエピソード「見合い・結婚」に出演し、絶妙なコンビネーションでカップルを演じた山崎樹範と木南晴夏。エピソード「結婚」からは、渡辺大と入山法子。エピソード「成人」からは、特攻服で成人式に参加しようとするやんちゃな息子を演じた柾木玲弥。エピソード「葬式」からは、不本意なトラブルに巻き込まれる葬儀屋を演じた佐藤二朗らが登壇。

陣内監督を中心に、それぞれ現場でのエピソードなどが語られる中、「成人式」でリーゼントヘア&特攻服姿を披露した柾木は、少々緊張している様子。舞台挨拶では、両親役の中井貴一、木村多江が欠席だったため、「今日は正装してきたので、中井さんと木村さんに見てほしかったのですが……、現場では非常に緊張しました」と告白。さらには、「中井さんとの掛け合いの時に、クシャミをしてしまいまして、“うわ〜、やってしまった!”と思ったのですが、(陣内)監督も中井さんも、“そのクシャミ、息子っぽいね!”と言ってくださいまして、この作品の温かさをより感じました」。

そこで陣内は、「柾木は、とにかくピカピカしていた。このメンバーの中では、唯一オーディションで選んだ方で……。実は、12年前に『ロッカーズ』という映画で玉木宏、玉山鉄二は僕が選んでいるので、おそらく次、柾木がくると思うので、CMとか沢山仕事がきた時は、300万円くらいオレのところにもってこい」と要求。すかさず、山崎から「それ、みんなに言ってますよね! 陣内さん、すぐ人からお金を巻き上げようとしますからね(笑)」と明かすも、陣内は「みんな、オレを踏み台にしてのし上がって行くんだよ。だから、その辺りは事務所と相談してアフターケアを!」と続け、さらに会場を沸かせていた。

最後には、柳葉が「当たり前の出来事の中で繰り広げられている作品たちです。登場するすべての人間たちのささやかな幸せを感じていただけたら幸いです」と挨拶し、陣内監督からは「(監督として)私も未熟ものなので、皆さまが全員満足できる作品になっているとは思いませんが、もし面白いなと思いましたら、隣近所の方に”面白かった!”と言ってください。そして、もしつまらなかったら、『君の名は。』のような映画だったとお伝え下さい!」とジョークを飛ばしながらアピールしていた。

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