安田顕、しんのすけからの“塩対応”に「なんでも許されるのか!」

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TEAN NACSのメンバーである安田顕が23日、吉瀬美智子と都内にて行われた『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』(4月16日公開)の公開アフレコイベントに出席。しんのすけからまさかの“塩対応”を受け、記者陣を沸かせる一幕があった。

今作で24作目となる『映画クレヨンしんちゃん』。劇団ひとりが、高橋渉監督と共に脚本を担当したことでも話題となっているが、今回は、しんのすけが、理想の夢が叶う世界と悪夢の世界=“夢の世界”を舞台に、寝ても覚めてもの大冒険が繰り広げられていく。

今回、ゲスト声優として出演する安田は、しんのすけたちの幼稚園に転園してきた謎の少女・サキの父親で、“夢”の研究者である貫庭玉夢彦(ぬばたまゆめひこ)を演じる。吉瀬は、サキの母親であり、夢彦の妻である貫庭玉サユリを演じ、“夢の世界”の鍵を握る重要な人物として登場する。

アフレコ会場では、安田と吉瀬を迎えたしんのすけが、すかさず、安田と“お尻ブリブリ!”で挨拶を交わし、仲が良いところを見せるも、吉瀬にメロメロなしんのすけは「今日は、美智子姉さんがいらっしゃっているから」と安田を場外へと追いやり、これからアフレコに挑戦する吉瀬に対し「美智子お姉さんだけ、応援するする~」とエールを送ると、「ちょっと待って、しんちゃん!」と安田が割って入り、「今日は、僕もアフレコに挑戦しますから」としんのすけからの応援の声を求めるも、しんのすけは、吉瀬の手を握りながら「えっと……。頑張って!」と冷たい一言。安田は「しんちゃんだったら何をやっても許されるのか!」と苦情を言うも、開き直ったしんのすけは「そうですよ。二十何年も、そういう決まりなんですよ~」と記者陣を沸かせていた。

その後、多くの記者が見守る中、少し緊張しながらアフレコを披露した2人。共に子を持つ親という立場から、安田は「夢を研究し、良からぬ方向に導いてしまう博士の役なのですが、自分も父親として、“自分の子が一番である”ということをあまりにも思いすぎると、親がそっちの方向にいってしまう可能性もあるかもしれない」と共感しつつ、「1つのキャラクターとして精一杯やらせてもらった」とコメント。吉瀬は「言葉自体、普通の親だったら共感できる発言だったりしましたので、台詞を言いながら感動しました。後は、 “近づかないで!”という台詞をリアルに練習していたら、娘が号泣してしまって……」というエピソードを明かしつつ「よほど、怖いところと優しいところが(使い分けが)不器用なお母さんなのかなと思って役を作っていきました」と振り返りながら、最初は「どこからどんな声を出して良いのか分からなかったのですが、最後はもの凄く楽しんでやりました」と感想を語っていた。

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