川栄李奈「思い通りで楽しい」『デスノートLNW』撮影を振り返る

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川栄李奈「殺されたくない」デスノートが現実にあったなら…】

――本作では、若手演技派俳優として注目を集めている東出昌大さん、池松壮亮さん、菅田将暉さんが共演されていますが、みなさんの印象はいかがでしたか?

私の撮影が3日間くらいだったので、あまりお会いすることはできませんでした。ただ、東出さんと池松さんはお芝居でちょっと絡んでいて、菅田さんだけは映像でお芝居を見させていただきました。本当に皆さん個性的なキャラクターを演じきっていて、映像でもその個性が引き出されていて、どのキャラクターの視点で見ても楽しいなと思いました。

――3人が演じる、三島、竜崎、紫苑を軸に物語が展開していきますが、川栄さんが最も共感できるのは?

私が気になるのは、やっぱり池松さんが演じている竜崎ですね。もともと前作で松山ケンイチさんが演じていたLがすごく好きだったので、それに通じる不気味な感じをどうやってお芝居するのだろうと興味があって、すごく気になっていました。

――三者三様の正義を持っている中、それぞれ表現の仕方が違うと思いますが……

やっぱり、竜崎が「THE正義」という感じがしますけど、他の2人についても理解はできます。ちゃんと表に正義を出さないというか、そういう部分がお芝居からにじみ出ていました。そういうところは好きです。

――そんな3人が頭脳戦を繰り広げて奪い合うデスノート。もしも本当にデスノートがあったら?

私の場合は、殺されたくないなって思います。自分が殺すというよりは、殺される可能性もあるわけじゃないですか。なので、人に優しくしようと思います(笑)。

――そんなデスノートを地上にもたらす死神をはじめ、CG演出が豊富な本作。見ていて驚いたシーンは?

演じている時には、死神の姿が見れているわけではなかったので、映像で初めて死神に会いました。その時に、本当にすごくきれいに出来ていたので感激しました。

――壮大なストーリーやハイクオリティなCGなど見どころ満載の本作。川栄さんがオススメするポイントは?

前作の『デスノート』の世界観がすごく好きで、本作でもその世界観がそのままあります。それに、今回はキャラクターの感情が豊かで、みんながそれぞれの正義感を持っていて、そういう思いが入り乱れたりするところがすごく良いと思います。ファンの方がたくさんいて、皆さんも『デスノート』の世界観が好きだったりすると思います。そういうところは『デスノートLNW』でも出ているし、6冊ルールがあるということでパワーアップもしています。何より、迫力が本当にすごいので、ぜひ劇場でいろんな人に見て欲しいです。

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