2007/7/8(火)21:00~

待望のスペシャルドラマ、!『あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった~カウラ捕虜収容所からの大脱走 』いよいよあす8日よる9時放送です。!今回は続報としてみどころをお届けします。熱く胸にこみ上げる気持ちと共にこれからの人生にきっと心に残るスペシャルドラマです。どうぞごゆっくりご覧ください。
日本国内外で多くの、そして、さまざまな悲劇をもたらした太平洋戦争。1944年(昭和19年)、オーストラリア・シドニーの西約330キロにある町・カウラでも、その悲劇のひとつがありました。日本ではあまり知られてはいませんが、この町の捕虜収容所に収容されていた1104名の日本兵が、“死ぬために”脱走を敢行し、231名が死亡、31名が自決したのです。
ドラマの主人公は、ニューギニア東部にある島で連合国側の捕虜になった2人の日本兵。
ジャングルの中を餓死寸前でさまよって捕虜になった2人は、移送されたオーストラリアの捕虜収容所での丁重な扱いに目を見張ります。豊富な食料、潤沢な日用品、そして、強制労働もなし。戦争中とは思えぬ別天地の環境に、兵士たちの心は和みます。
そんな兵士たちの心の奥に、鋭いトゲのように潜んでいたのは、“生きて虜囚の辱しめを受けず”
という、入隊と同時に叩き込まれた戦陣訓の一文です。収容所内に、日本軍の劣勢を伝えるニュースが続々と飛び込んで来ます。長距離爆撃機B29による本土空襲、ニューギニア・ソロモン陥落、サイパンでの軍属である婦女子の玉砕…。それまで笑顔だった兵士たちの心の中に、死んで行った者たちへの後ろめたい気持ちが増大して行きます。そして、兵士たちは、自分たちの命運を決める投票を行い、ある結論を出すのです。
死ねずに捕虜になってしまった日本兵が、自分を処断するために起こした“死ぬための大脱走”。
この作品は、死を選んだ兵士たちの思いを解き明かし、戦争という悲劇の史実を伝えるだけではなく、
そこで明らかに生き、“人間としての尊厳”“生きることの意味”を見つめた2人の若者の目線を通し、
現代人に訴えるヒューマンドラマです。
なお、作品内の事実関係は、脚本を担当している中園ミホさんの親族の実体験を元に構成されました。
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