「チェ・ゲバラ的最後の日記」

2008/04/08

最後の一週間の日記を書こうとして、途中で終わってしまいました。ボリビアでの山中、1967年10月6日のことでした。

ドガッチのこの「ホリイのテレビ研究所」は3月末にて一応、終了ということで、それに合わせて書いていたわけですが、最後の日記をざぐっと書いて、ざぶっとアップしようとしていたら、書いた日記がなくなってるのよね。なくなったら探さんかい、てんで探したけど、ない。ボリビア政府軍の仕業でないとすれば、たぶん保存しそこねたんでしょうね。一時間ほど捜索したけれど、見つからなかった。ごく一部だけ残っていたから、そのあとは保存しなかったんだろうということで納得した。納得してところで一晩かけて書いたものが消えたもんだから、かなり意気消沈した。しますわよそりゃ。そのまま忙しさのピークを迎えて、でもって桜が散って花見も終わって、それでもって4月2週目のあたまとなりましたが、ここで日記をざっくり書いて、これでお祝いの言葉に代えさせてもらいたいとおもいます。

日記の残り。
3月28日金曜。午前9時45分に起き、10時からの落語の予約に備える。が、あまり寝てないのできちんと頭が働いていない。今日は、歴史上、もっとも落語チケット予約が重なった日で、ま、何の歴史上かわからないけれど重なってるのだ。「調布の談志」「有楽町と横浜の志の輔」「吉弥と三三」「国立演芸場の栄助」「国立演芸場の昇太」これが一斉に10時に発売される。談志だけうちの若者が手分けしている。でも、そんなの一斉に取れるかよ。あいかわらず日テレ「ラジかるっ」を音を消して時刻を眺める。10時にアクセスするが、寝不足と寝酒が少し残ってる頭が、自分の@ぴあのIDナンバーを思い出せない。というか、間違ってイープラスのほうのIDで打ち込んで「IDが間違ってます」と表示される。うわい。この、歴史上もっとも多く枚数を取らなきゃいけない10時にあにやってるだ。あわてると余計あたふたして、本当に自分のIDがおもいだせなくなり、メモを探し出して打ち込んでいて、それじゃ間に合うわけがない。談志と有楽町の志の輔、それに吉弥と三三、国立の昇太が取れずに流れていった。あにやってるだよー。若者が談志をゲットし、志の輔も横浜は取れたので、逃したのは吉弥三三と昇太ですね。しかたない。そのあと、この日記の火曜水曜木曜ぶんを仕上げる。すでにうちのスタッフ1人は朝からディズニーシーに入っていて昼前に合流する約束になっているのに、なかなか出られません。11時ピンポン、11時半から日テレニュース、フジニュース、いいとも、ちりとてちんまで見てしまってから、シーに出かける。シーに2時すぎに入園し、3周ほどまわる。4時すぎに驟雨。シーから一瞬、人影が消える。そのまま三田へ出かけて仏教伝導センターというよくわからない場所で、ビクター落語会に行く。柳家市馬と古今亭菊之丞の二人会だ。菊之丞はいいなあ。市馬もいつもどおりにいい。こういう本寸法の落語家をきちんと見せるいい落語会なのだけど、場所が平場で、椅子をぎっしりと並べているので、かなり見にくい。録画のためのライブという気配がすこしある。そのへんが残念ですね。戻ると、10時すぎていて、何となくTBSの「プロポーズ大作戦」を見る。なんでTBSでもやってるのかとおもったら、これは本物のプロポーズで、素人が本当にプロポーズするのをタレントたちが助けて演出するというもの。こういうのは簡単に感動できていいです。見てしまう。ただ、こういうサプライズを経験してしまうと、女性側が、もっとどんどんおねだりしていったりするかもしれず、そうなったら人生が大変だよなあ、と人ごとながら心配してしまう。

詳しい日記が残ってたのはここまでですな。このペースで書いてると終わりません。
3月29日土曜。朝6時50分に高田馬場駅前に集合して、ディズニーランドへ向かう。二日連続のディズニー、今週3回めだ。ちなみにあまり知られていないが、3月最後の土曜というのは、一年でもっとも混む一日なのだ。おそろしく混んでいた。おれは一人でランドぐるぐるの係。学生がシーをぐるぐるまわる。2時すぎにシーに移り、2周ほど見てまわったあと、残りをスタッフに任せて有楽町へ。「小朝・正蔵・いっ平兄弟落語会」にゆく。見終わったあと、新宿に出て蕎麦屋でつないで、深夜寄席へ。芸術協会のほうなので期待しなかったが、鯉太、笑松、柳太、健太郎の四人で、これが芸協のいまのパワー全開だった。笑松を除き、柳太を頂点として、不思議な世界へ、ちょっと狂ってる世界へと引きずり込んでくれて、すごく満足でした。
3月30日日曜。朝9時に出て早朝寄席。馬るこ、金翔、小駒、あし歌で、落語協会の二ツ目は着実です。一度高田馬場に戻りすぐ光が丘へ向かう。この忙しいさなかに、草野球の練習。漫画家さそうあきら先生も来る。ま、さそうは1つ後輩なので、同じ草野球メンバーなんだけど。漫画家修業中の天野聡彦も来て、さそうと天野がキャッチボールもやっていて、おお、講談社デビューコンビのキャッチボールじゃ、などと傍目で一人ほくそ笑む。なかなか楽しいですが、練習を終えて、事務所に戻り、新しい野球ユニフォームを受け取る。メンバー30人ぶんです。90万円ほどしますがな。それを受け取って、宴会の準備をして、早稲田の金城庵で野球部の宴会。三島由紀夫さんが来たこともあるんですよお、なんて言う蕎麦屋ですな。作家じゃなくて政治活動家としての三島由紀夫だったらしいが。日本酒を飲みたくなるのをおさえて、ビールにして、ビールだけだとあとで仕事が少しできるからだけど、ビールだけで宴会を乗り切る。ユニフォーム配って、ビンゴをやって、ビンゴって自分でメインの賞品を提供してると、自分が早めにそろっても、それを取るわけにいかず、哀しいですね。店にもう帰ってくれといわれるまで宴会は続き、でも、みんなそのまま帰らず、高田馬場に出て、10人ほどでとり安に入って、そこで死ぬほど日本酒を飲んでしまう。結局、ぐにぐにに酔う。何もならんがな。でろでろ帰って寝る。
3月31日月曜。さすがに仕事が立て込み、秘書官と一緒にディズニー文庫本の最終作業をする。この日からいろんな番組が始まるので、何となく眺める。日テレの午後にワイドショー的番組が復活して、嬉しい。特に「アナパラ」という番組が女子アナが並んで、緩そうに進んでいく。こういう緩そうに見える生番組というのは、ぜったい現場はかなりとっちらかって、おもったより緊張してるんだろうなあ、と想像しつつ見る。コメンテイターに立川志らくが出てるのがおもしろい。落語会に行ったら、この番組の裏側について話してくれるだろうなあと少し楽しみだ。一番近いところで11日の金曜か。テレビを見ながら、原稿をいろいろと進める。進まない。7時からは何となく「ヘイ!ヘイ!ヘイ!スペシャル」をつける。宇多田ヒカルが、このヘイ!ヘイ!ヘイ!に生放送で出ているのに、「このMステの生放送」となどというとぼけた発言をしていた。そのあとスマスマSPを見て、TBSの貫地谷しほりのドラマ、主演は森山未來、これも最後のほうだけちょこっと見る。夜のニュースのあとは「コンバット一万人春祭り」だ。コンバットも人気高くてよかったよかった。そのまま小朝が出るというので「東京レトロ」という深夜番組もしっかり見てしまった。小朝って、やはり少し変わっていて、やんわりとわがままなんだなあ、とおもいましたさ。わかってたことだけど。

夜が明けるころに寝て、明けて4月1日、起きたら9時で、しあったと叫びつつすぐ飛び出し、横浜の桜木町をめざす。10時すぎに桜木町にある横浜にぎわい座にたどりつき、5月ぶんの前売り券を買うために並ぶ。横浜にぎわい座はいい小屋だねえ。玉置宏が館長であることがすごくいい方面に出てるとおもいますな。そういう小屋。チケット買った直後、あまりに天気がいいので、隣のフレッシュネスバーガーで生ビールをごくごく飲んでしまう。天気がいいから、という理由で午前中からビール飲むようになったら、かなりやばいねえ。いまのおれですが。くりくりっと高田馬場に戻り、今日から始まったNHK「瞳」みる。見てる場合じゃないと気がつき、それから「関西ぴあ」の原稿を一生懸命に書きました。

翌2日に早稲田の箱根山で花見。3日は週刊文春の原稿と「新にっかん飛切寄席」。入り口でサンドイッチをくれた落語会だ。気持ちはありがたいが、サンドイッチをいきなりもらっても困るなあ。4日は昼に朝日新聞の取材を受ける。ディズニーランド25周年にむけて、ディズニーランドは日本の若い男女の何かを変えたのかという質問。変えてないでしょう。タイミングがあっただけ、というお答え。今日中にドガッチの最後を書くと約束していたが、講談社の原稿などで遅れる。

そのまま5日土曜も「志の輔原稿」をずっと書く。志の輔について書くだけで、すごく時間がかかる。内容の濃いものを書こうとしすぎるからですね。どこかであきらめるということがないから、どんどん遅れる。秘書官と春以降の予定について打ち合わせをし、夜は深夜寄席。落語協会のほうなので、しっかり聞かせる。帰って日曜の花見の準備。

6日日曜は朝7時に起き、花見道具を持って芝公園へ。9時ころ場所取りするが、丸山古墳の上のいい場所は朝9時にほとんど埋まってました。端っこのほうにシートを敷く。そのまま上野鈴本で早朝寄席。客席で落語の最中に、子供にざる蕎麦を食べさせている親がいた。落語の最中に蕎麦を食うって。つまり蕎麦を食う音が落語にどういう影響を及ぼすか何も考えてないんだよなあ。すごいなあ。そのあと高田馬場へ戻り、野球道具と花見の材料を持って、若手とタクシーにのって芝公園へ。1時から草野球です。12時半集合なのに、1人しか来てない。何じゃそら。試合開始時間を過ぎて、やっと9人そろう。それから30分遅刻して2人あらわれ、何とかまともなメンバーになる。おれの打順が「2死満塁」というタイミングで二回、まわってきた。最初は、初球を打つと強烈なライナー。やった、大量得点かとおもったら、ピッチャーがさくっと取りやがった。これが試合の転換点になるなあと言ってしまったら、ほんとにそうでした。負けました。二回目の二死満塁はサードゴロ。3打数0安打。もう野球やりたくないと一瞬おもうくらいに、へこんでました。飲んだら忘れるけど。そのまま芝公園丸山古墳上で花見。ずがんずがんに飲む。高田馬場に戻って、また飲む。部屋に戻ってまた飲む。どこかおかしい。

7日朝10時に起きて、それから必死で講談社の「志の輔」の原稿を書き上げる。3時すぎにやっとできあがる。ほっとします。これでドガッチの最後に向かえるぞ、ととりあえず、日記を書く。今日も「アナパラ」の志らくを見つつ、日記を書く。何とか7時ころに書き終わりました。あとは、研究所の原稿ばかり、とこのまま研究所原稿4本書く。だいたいテレ朝を見ていた。「Qさま」スペシャルから報道ステーション。深夜は「ショーパン」から今日始まった「POP屋」、そのあと日テレにうつり「AKB48 0じ59ふん」「MMM」、さっきPOP屋でとても似合ってない司会進行をやっていたココリコ田中がこっちにも出ていてデジャヴュにおそわれる。既視感。というか既視してたわけだけど。そのあとフジにもどって「なべあちっ!」。世界のナベアツが司会役で、おそろしく落ち着いてないのがすぐわかる。ノッチのオバマも無理あったしなあ。これからどうなるのかすごく心配、という意味で、目が離せない番組です。4月だから深夜はちょこちょこ変わりますね。テレビの改編は10月がメインって感じがしますけどね。この時点で、まだテレビ研究所書き終わらず、通販番組が始まったので、日テレの西部劇映画「悪党谷の二人」を見る。最後まで見てしまいました。そのころにやっと書き終わる。でもそのままアップしないところが職業的な物書きで、いったん保存して、寝る。前はここでボリビア政府軍に襲われて、なくしてしまったんですね。あけて8日火曜、NHKの「知るを楽しむ」の宮本輝を見ながら推敲。宮本輝の話がすごくおもしろい。おれも小説家になろうかしら。10時30分におくのほそみちの番組になって今日が月山。そこで日記の推敲おわる。ども。

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すべらない話の宮川大輔の疑惑、キムタクVS上戸彩の大空対決、超時空要塞マクロス・ムーディ勝山の戦い

2008/03/28

ほんと、日記を書けない人だってことを痛感させられます。
日記をためてまとめて書くなんて、小学校の夏休みの宿題のつらかったことをまたリアルにおもいだしたりして、しかもいまもリアルにつらかったりして、ま、人生、繰り返しだ。開き直るな。でも今週はまたイベントが異常に多いんだな。
3月25日火曜。
朝「ちりとてちん」に合わせて起きる。ちりとてちんは最終週なのに、さほど終わりに向かってる感じはしない。でもさすがに新たな展開もなさそうで、ちょっとトーンが寂しい。そのあと何となくフジの「とくダネ」を見ながら、調子が出ないやあと再び寝てしまう。寝ちゃいかん。寝ると死ぬぞ。なんて、寝ては死にましぇん。
ふと覚醒するとテレビで花緑が喋ってる。「新温故知人」というコーナーだ。淀川長治の最後の講演というのをやっていて、慶応大学でやったらしい。花緑が落語ふうに淀川長治を演じて、なかなかいいですね。慶応大学に向かうクルマの中の淀川長治のたたずまいが、きちんと浮かんできましたな。ぼーっと見てるうちに、ああそうだ、10時から落語の予約だとむっくり起き上がり、今日はイープラスで「三越落語会」の予約ですな。またNHKが高校野球で10時をきちんと知らせてくれないため、時刻表示だよりで日テレ「ラジかるっ」をつけておく。10時0分20秒くらいに三越落語会のチケットを取るが、でもすでに2階席だ。20秒で取って2階席。つまり残ってる席というか、イープラスの席はこのへんからしかなかったんでしょう。日本橋三越の三越劇場、あすこの二階席はまだ座ったことないけど、二階席のほうが見やすいこともあるからね。旧有楽町そごうのよみうりホールはまったくそうですね。あすこの1階席正面は地獄のように見えないが、2階席はよく見えます。遠いけど、見えないよりはいい。
そのあと「あなたは花粉症でしか」という文春のためのアンケートメールを送りまくりまくりまくりまくる。
ちなみに今日は早稲田大学の卒業式で、ことしはうちのアルバイトスタッフだった連中が大挙卒業するものだから、記念品を渡すのと、晴れ姿を見に昼すぎに早稲田大学へ向かう。きちんと時刻どおりに来ていたのは女性スタッフだった美穂ばかりで、美穂ちゃんの袴姿を写真に撮って、そのあと愚かな男どもをしばらく文学部キャンパスで待つ。最後に来たのが2時半で、写真を撮って、急いで新宿紀伊国屋に向かう。平日昼からの落語会「黒談春」だ。平日昼からの落語会というのは、まったりな空気が出ていて、なかなかいいですな。酒井順子がめずらしく来ていた。少し立ち話をする。酒井さんは喋りが穏やかですな。談春は「二階ぞめき」「お血脈」「花見小僧」というラインナップで、きちんと聞かせる。
一度事務所に戻って、夜のテレビ録画予約。この時期、レギュラー番組が少なくて、録画するものが少ないので助かります。今日は「プロポーズ大作戦SP」くらい。あとたぶんあとで見ないだろうなあとおもいつつも、日テレのどっきり番組も予約してゆく。そのまま急いで有楽町へ。夜も落語。「小三治一門会」。よみうりホールの2階。見やすいです。三三「五目講釈」に小里んの「棒鱈」、燕路「あくび指南」、小三治は「錦の袈裟」。なぜ小里んが弟子でもないのに一門会に出てるのかというマクラからおもしろく、今日の小三治はすごくよかった。というか、最近の小三治はずっといいんだけど。
同行の秘書官に、まっすぐ帰って仕事しなさいと言われ、どこにも寄らずに帰ると「プロポーズ大作戦SP」が、ちょうど半ばでした。狩野英孝がキャバクラのボーイで出てきたのが耳に残る。あの「スタッフー」は耳に残るよなあ。ふだんの会話の中に、スタッフというセリフが出てくるたびに、あのつけ麺イケメンふうのスタッ、フー、という言い方をしたくなる。いろんな店で、みんな使ってるんだろうなあ。プロポーズ大作戦は、10代のころの気分をきちんと呼び覚ませてくれて、やっぱ、いいですねえ。プロポーズ大作戦というべたなタイトルを見るとその気分を忘れてしまうんだけど、そのドライなタイトルをつける感覚が、たぶんドラマの底上げをしてるんだろう、なんて考えたりしながら、しっかりドラマを最後まで見て、見てる場合じゃないだろ、なんておもいながらも、おもわず缶ビールを買いに行って、ちびちび飲みつつ、そのあと「人志松本のすべらない話」をしっかり見ちゃったりなんかしちゃったりしちゃったりして。
あきらかに逃避してますね。やることが多すぎるのだ。
3日以内でやんなきゃいけないことは「1この日記」「2発刊まで1ヶ月を切った新潮文庫で出るディズニー本の入稿、かなりやばいやばい状況」「3今週の週刊文春」「4この日記以外にもテレビ研究所のために研究したデータが山のようにあるからそれを書きたい」「5草野球のユニフォームの注文(本体は注文したので小物のスタイルを決めてくれと言われてる)」というのが今週中の絶対のこととしてわしわし攻めてきていて、しかもディズニーへの調査にも今週はまとめて行くことになっていて、だからすぐにビールを飲んでしまうんですね。おいらは、すごく急ぎの仕事が3つになると困り、4つ以上になるとビールを飲み出すのだということがわかりました。いま、あらためて整理して書いていてわかったさ。なんという困った人だ。でもそういう人なのだ。おけらだって毛虫だってあめんぼだってみんなみんな、そういう人なのだ。たぶんそうだ。
だからビールを飲みつつ仕事をせずに「すべらない話」をしっかり最初から最後まで見て、けっこう好きなTKOの木下が出ていて、気になりました。木下は笑顔がいいよなあ。なんか幸せな気分になる笑顔だ。話の内容では、小藪千豊の「妹の結婚式で半ズボンの略礼服で走り回った話」がよかった。あと宮川大輔の銭湯の話。気になったのは宮川大輔がアキの肛門を見た話。いったいどうゆう関係なんでしょうねえ。しかもそのことについてアキが喋らなかったのが気になる。すごく疑惑だ。肛門疑惑。
そのあとアニメの「カイジ」の音を聞きながら、寝るわけにはいかんぞ、とおもいつつ、熟睡。
3月26日水曜。
ふっと7時に起きる。今日は朝からディズニーシーへ一人で調査にゆくので少し早起きだ。シーは9時開園なので、8時前に出れば開園前に着ける。金曜にもディズニーに行くことになっていて、金曜はあと2人連れて3人で行く。今日はもう1人と交代の2人制、それはシーのほうが広いから3人で、ランドは狭いから2人で充分で、今日は2人で、えー、えー、えーっと何かおかしくないか。今日は2人だということは、あ、ああああああー、今日はランドだああと気がついたのは7時25分。ランドは8時開園だ。うわ。間に合わんと、そこらへんのものをひっつかんで飛び出る。地下鉄で八丁堀に出たのが8時すぎ。何とか8時半くらいに着けそうだ。京葉線が地上に出たのが8時15分くらいで、あ、「ちりとてちん」だとおもって、携帯電話のワンセグをつけると、すごくしっかり見られました。便利だなあ。8時25分くらいに舞浜に着いたので、残り5分は見なかったけど、でもだいたいわかった。ひぐらし亭がいよいよオープンなのだ。何とかディズニーランド前にたどりつくと、恐ろしい行列。しかもチケット売り場に並んでいる。チケット買うのに時間のかかる日である。入場列はそれよりは混んでいない。それでも入場に10分近くかかり、8時40分前に入場。それから延々と中での待ち時間を眺めてまわる。1人でまわる。交代要員が来るのが2時半。そこまでぐるぐるまわりました。
交代したあと、あまりに疲れたので、ビールを飲む。またビールかよ。でも飲んじゃったんだからしかたない。ランド内ではビールを売っていないので、こういうときは舞浜駅構内か、舞浜駅脇のイクスピアリ地下で飲む。2杯飲んでる最中に、うちのスタッフから「あの、騒ぎになっていた落語芸術協会の、問題の前座見習い、警察に捕まったそうですよ。スポーツ新聞に載ってます」というメールが来る。捕まったんだ。機嫌よく酔って、バスで浦安に出る。80年代のディズニー通いルートである。バスで寝て、東西線で寝て、高田馬場に戻るという素敵な作戦だ。名付けて「至高のぐっすら作戦」。ぐっすら高田馬場にたどりつく。至高の作戦で帰り着いたものの、頭はぼーっとしている。そのままぼーっとしてるうちにまた出かける時間になっちまったぞ。
今日は銀座の博品館で「三遊亭白鳥独演会」。ぎりぎりに入る。白鳥は破壊的新作2つで楽しかったけど、最近「他の誰も拍手してないのに一人で、しかも異常に長く拍手をする不思議なおばさん」がいて、それがまた間の悪いことに目の前の席で、その拍手にかなりやられてしまう。明日は落語研究会と白鳥独演会2日目どちらに行こうか迷っていたのだけど、どうも明日もこの「一人で異常に長い拍手のおばさん」が客席にいそうだとおもって、白鳥には悪いが(面識はないですけどね)明日は落語研究会にさせていただこうと決めてしまいました。落語会って、妙な客1人で簡単に破壊できますからね。今日の会が破壊されたってわけじゃないけどね。でもまた行こうという気持ちは萎えてしまいました。
落語会のあと、腹減ったから、秘書官と博品館の下でさくっとめしを食って、近くでホテルロビーで雑誌のインタビューを受ける。「落語のおすすめCD」というお題で、何かから逃げるように、何かにとりつかれたかのように、延々と調子よく喋りまくりました。志の輔の落語の一節までやったよ。笑って聞くもんだから、調子に乗って落語調に喋っちゃいました。調子づいて延々と話して、高田馬場へ戻ってきたのが深夜12時すぎ。話しすぎでしょう。今日をかぎりで高田馬場から郷里の大分に帰るスタッフを呼び出して少し飲む。飲んでる場合じゃないのに飲んでしまう。またビールだ。悪いか。戻りつくと2時半。テレビは妙なトーンの映像で荒川良々が出ている。「さば」だった。なんか妙なトーンに惹きつけられて、設定も意味もわかんないまま、残りの20分ほど見てしまう。そのあと「超時空要塞マクロス」再放送最終回も見たぞ。すごく古い懐かしい絵だ。漫画研究会の1年下の吉岡平が描いてた絵とそっくりだ。というか逆だろうなあ。吉岡平先生がマクロスを真似してたんでしょうねえ。何かムード歌謡みたいなのを歌いつつ、敵と戦ってました。ムーディ勝山の戦い。浅井家の滅亡。よくわからん。そこで寝ました。寝るだけなら早く寝ろって。
3月27日木曜。
ディズニーも卒業式も落語の予約もない朝なので、ずっと寝てる。11時まで寝てました。起きてさすがにせっぱつまって「週刊文春」にとりかかる。テレビはつけてるけど音は出さない。でも「ちりとてちん」は見ないといけないので、なぜ見ないといけないのかよくわからないけどでもいけないので、音出して見る。なんか話が暗い。妊娠と出産がやんわりと重い方向に導いてるのはどうかとおもうよ。そのまま1時になってもNHKをつけたままで、今日の「スタジオパーク」のゲストは誰だろうとおもって見てると、高校球児が出てきて高校野球をやり始めました。そうだよ。春の甲子園だよ。まだ慣れない。春の甲子園なんて、別にどうでもいいんじゃないか、とおもってしまう。夏だけでいいよ。というか全試合中継は夏だけでよかないか。文句を言ってても始まらないですね。たぶん、高校野球全試合中継というのは異常な中継だとおもうので、そのうちなくなるとおもう。早晩なくなりますって。プロ野球に対してやってるような「重要な試合を一部見せる中継」に戻るとおもう。そのうちね。さくっと移るでしょう。
「ごきげんよう」にアナル好きな宮川大輔が出てたので、見てしまう。そのままフジの昼ドラ「安宅家の人々」を見る。きちんと見たのは最初の3話ほどで、あとは飛び飛びに少し見ていたばかりで、何がどうなってるのかよくわからない。今日もまた、結婚してる。しかもこの男性はもともと遠藤久美子と結婚してなかったっけ、何だこりゃ、とよくわからない。とにかく遠藤久美子が、不幸になりながらも頑張ってるという設定のようで、明日が最終回だ。どうなるのだ。どうもならないだろうなあ。
そのあと秘書官がやってきて「今日こそはディズニー文庫を詰めないとなりません」とまなじりを決して言うものだから、しばし作業する。そのときテレビ2台はTBSとフジテレビを映しだしていた、TBSが「GOOD LUCK!!」、フジが「アテンションプリーズ」でどちらも飛行機ドラマです。飛行機ドラマとは言わないか。「GOOD LUCK!!」がANAで、「アテンションプリーズ」はJALだから、両者の画面を見比べるとおもしろいなあ、なんて言ってると、秘書官がディズニー文庫本の矛盾を指摘していて、おちおちキムタク&上戸彩の空の対決も見てられない。そんな状況に誰がした。あきらかにおれですね。ビール飲みたい。でもさすがにこの状況で飲むわけにいかないぜ。
学生スタッフが「花見いつやりますか。もう満開ですよ。どうします」と頭の中の用件を一つ増やして帰って行った。桜の開花が早いというのが、あきらかにおれを不安定にさせてるな。あきらかにあせらせられられられてるよ。世が落ち着かないのもそれと関連してるんじゃないか。いま、世間の状態は、あきらかに落ち着いてない状態ですよね。ニュースが3日で古くなってるもん。
いちおう、文庫の作業を簡単にかたをつけて、そのあと週刊文春にとりかかる。今日は落語行けないかなあとおもったが、やはり落語研究会の志ん輔ー小三治というのが気に掛かり、7時半までに文春の原稿のあらましをあげたので、ま、あらましあげたって完成してないから編集者から見たら何もやってないのとかわらないんだろうけど、おいらの中では8割終わったので、よし、と半蔵門を目指す。8時15分ころ入ると、プログラムより少し早く進んでいて、志ん輔が「豊竹屋」熱演中。国立劇場ということで、大向こうをうならせるような力の入った芸になってる。会場ではかなり受けてたが、途中から入ると熱がわからず、がんばってはるなあ、という感じだった。そのあと小三治で、今日は、中国に言った俳句会と扇橋のマクラが抜群に面白かった。今日は噺よりマクラにピークがきた感じの小三治。
終わったと同時に飛び出て、すぐに事務所に戻って、週刊文春の花粉症の原稿をあげる。テレビは「みなさんのおかげスペシャル」の食わず嫌いを音を消して眺めてるばかり。原稿がだいたいできた11時前から、ものまね芸になったので、音を出して見た。宇都宮まきの、ふつうに彼氏の家に行くのもの真似とか、意味なくて、おもしろい。レッドカーペットスタイルの芸がどんどん流行していきますねえ。
そのあと深夜の「もしもⅡ」をしっかり見てしまった。チェリーパイが電気のない生活を始めて、あの水着お笑いコンビが喧嘩なぞしていて、そういうのは見ていてどきどきします。それからクロちゃんが、外国人は日本の物価をどのように感じてるかの実験をやって、なかなかドキュメンタリーなタッチでよかったです。日本の物価はベトナムの50倍だから、たとえば「ベトナム人レベルで生活の日」は150円のジュースを買うと、その49倍の7350円を別にスタッフに支払うというシステムで生活していく。つまりジュース1本7500円なのだ。クロちゃんどんどん不機嫌になる。でも最後はベトナム人と話をして、号泣して、今までの自分をすごく反省していた。クロちゃんって、安田大サーカスのクロちゃんです。恐ろしく金使いが荒い人みたいだ。いちおう、真剣に反省していたから金遣いの荒さは一瞬おさまるだろうけど、たぶん、しばらくしたら同じような生活に戻るとおもうな。おれは戻るほうに20レマルク。
そのあとテレビ消して、やっと「草野球」と「日記」を始末する。肝心の「文庫」はあとまわしだ。どうすんだ。めざにゅーが始まっちゃった。寝る。

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芋洗坂係長の正体と、寝ながら聞いた「ちりとてちん」と、「薔薇のない花屋」の最終回

2008/03/25

3月24日月曜。
酔っぱらって帰ってきたので、そのまま寝てしまって、書くのは火曜の朝。日記は大変だよなあ。
月曜の朝は8時15分の「ちりとてちん」からだ。でもまだ寝ているまま、ビデオの録画が始まるとテレビが点くようにしてるので、横になったまま音を聞いてるだけだ。寝ながら音だけ聞いてると、その瞬間はわかったつもりになっているけれど、記憶には残りませんね。最後の部分だけ覚えてたりして、そのへんは夢と同じだ。夢うつつで見てるテレビ番組は夢と同じである、というのは世紀の発見ではないでしょうか。ないですね。テレビの内容が夢に影響することもあるもんなあ。結局覚えてるのは、主人公若狭の「ひぐらし亭っていうのはどうです」という最後のセリフと、直後の「名古屋で女性が刺された」という8時半の最初のニュースですね。え、昨日、茨城県で通り魔のような刺殺事件あったのに名古屋でもか、と少し驚いて、再び寝ました。

起きたのは9時半で、これは10時から落語の予約があるからです。今日の予約は柳家三三の3日連続独演会の予約。三三はサンザと読む。今年33歳なのを記念して、3日連続の独演会を開くのだ。
「三三 三十三歳 三夜 三席 三宅坂」
というタイトルになってる。アラビア数字で書いたら「33 33歳 3夜 3席 3宅坂」になりますな。柳家33ってすごい芸名だな。小三治の弟子なので、こういう名前のようだ。今日は一般発売前で、ファンクラブ会員に先行予約の日です。「三三時代会員」というファンクラブの会員に最近なって、そのファンクラブ優先予約なんですね。ちなみにこの会員は有料です。10時ちょうどに電話かメールで予約するという予約で、10時ちょうどにメールをすればいいだけなんで、ふつうの予約より楽です。チケット予約というのはだいたい午前10時ちょうどから始まるもので、9時50分くらいからパソコンの前に座って、テレビを見て待ってるわけですね。ここでどのチャンネルを見るかというのが大事で、できれば10時ちょうどで番組が変わるチャンネルで、しかも時刻が画面に表示されてる局がいいのだ。ふつうはNHKがいいですね。他局はだいたい10時前から番組が始まって10時になったかどうかを明確に知らせてくれない。NHKは10時前はだいたい「みんなのうた」をやってる。だから落語の予約のたびに「みんなのうた」を見ることが多く、だからおれは流行る前の「おしりかじり虫」を何度も何度も見て、不思議な歌だなあとおもってました。子供は好きだろうなあともおもっていて、これが流行りだしたときは少し驚きましたね。ほんとひそかに毎日見ているだけという感じだったもんなあ。ところが今日は、NHKにしたら高校野球をやってる。春の甲子園大会ですね。これは一番やばい番組で、だって10時になるかならないかなんてまったく気にしてない番組で、しかも時刻表示がない。いかんなあとおもって「ラジかるっ!」に合わせて音を消して、時刻だけ見てました。10時ちょうどにメール送信して予約終了。でも2日ぶんしか取れないので、また来週の一般発売で残り1日ぶんを取らないといけない。柳家三三は、古典落語の若手の旗手というべき存在で、志ん朝が死んじゃったあとどこかに志ん朝になる若手はいないかあと探してるナマハゲのような年寄り連中がけっこう支持してますね。ナマハゲはひどいな。ラジかるを見てると芋洗坂係長が映っていて、そのとき中山秀ちゃんが言うには、かつて秀ちゃんの運転手をずっとやっていた芸人の「ひろし」と一緒に劇団をやっていた人だということで、ああ、だから見たことがあるのかと納得しました。「ひろし」というのは、ひろしです、のひろしではなくて、ピンの芸人だったひろしなんだけど、何回かその劇団をおれも見に行っていて、それで覚えてたんですね。だから芋洗坂係長は見たことあるなあとおもってたんだなあ。納得。

そのあと少し仕事をしようとテレビを消したまま細々と作業をして、11時30分からフジテレビのニュースをつけた。この時間になると、ニュースを見ておいたほうがいいかなという気分になるので、べつにフジテレビじゃなくてもいいんだけど、日テレだと短いし、TBSはピンポンのあいだにはさまった番組なので落ち着きが悪い感じがして、フジテレビを見てることが多いんだわね。そのまま「いいとも」になって、そうだ、土曜の「ちりとてちん」を見てないやとおもいだして、12時45分の再放送時間になるまで、土曜ぶんを見ておいたほうがいいやとビデオで見ました。草若宅を寄席にすることになったみたいでした。ははあ。そのまま、朝に音だけ聞いていた「ちりとてちん」今日のぶんの再放送を見た。やっぱり「ひぐらし亭はどうです」でみんなが納得したところで終わっていた。寄席の名前ですね。

1時になると、よくそのままNHKのスタジオパークを見ることが多いんだけど、今日はまた高校球児たちがハッスルし始めたので、音消して、しばらく作業して、2時すぎからまたテレビをつけて、「薔薇のない花屋」の再放送をやってるんじゃないかとおもってつけてたんだけど、ずっとフィギュアスケートやってました。エキシビジョンというやつ。あれもよくわからんなあ。メダリストたちが、試合のあと、気楽に滑ってまっせ、という見世物で、好きな人にはたまらんのかもしれませんが、見るともなしにつけてると誰が勝ったかはわかりませんね。勝ち負けはないのか。

そのあと5時にはお出かけ。新宿でテレビ関係の人たちと会った。5月にある特番、クイズ番組の制作のネタになるようなものをお持ちでないかというので会ったんだけど、どうもテレビ制作の人たちがネタほしさに連絡してくると、あまりいいことが起こりません。雑誌や何かでいろいろと発表してるものを見て、他にも何かデータをお持ちじゃないですかと聞いてくるんだけど、まあ聞いてくる気分はわかるが、でもこっちだって調べて取って出し取って出しで、ストックがあるわけではない。いつもぎりぎりでやってるばかりで、雑誌を見てもらってそこにあるものですべてなんだな。でも向こうもいろいろと大変なので、接触してくるわけですね。それで会って、だいたい落胆させて、それでお別れになることが多い。今日はそのへんのことを話して、もし使えるネタがあれば連絡しますということになった。いや、テレビはほんと、出る人のためのものですね。出ると得することはあるけれど、裏方にまわっても、あまりいいことはないですね。裏方にあまり関わりたくないです。

そのあと紀伊國屋書店4階の紀伊國屋ホールで、紀伊国屋寄席を見る。扇橋が味わいがあって、志らくが立川流らしくはじけてて、よかった。さん喬が最後にすごく長い噺をやるもんだから疲れた。落語会でここまで疲れるのも珍しい。一緒に行った秘書官とそのあと牛たん屋に入るが、あまりの疲れぐあいに日本酒をごくごくと呑んでしまう。そのまま高田馬場に戻ったのが11時すぎで、このまままっすぐ戻れば「あいのり」が見られるなあとおもったんだけど、少しまだ腹減っていて、少し酒を飲み足したかったので、なじみの寿司屋に入ってしまう。柳家喜多八がこのあいだ来たという話を聞きながら日本酒を二本飲んで、12時すぎに戻り、よし「コンバット」見るぞお、とテレビ欄を見たら、「コンバット」は今日はないらしい。すごく残念。「薔薇のない花屋」を見ようかとおもったが、面倒になって寝る。あまり仕事してないなあ。テレビもさほど見ていない。そういう月曜。


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