高橋ひかる“夏美”と桜田ひより“春”姉妹に「愛が深すぎてちょっと猟奇的」

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高橋ひかるが主演を務めるサタドラ『春の呪い』(テレビ東京系、毎週土曜23:25~)の最終話が6月26日に放送。SNS上では「僅か6話で終了は寂し過ぎる……」と惜しむ声があった(※以下、ネタバレが含まれます)。

テレビ東京が土曜23時25分に創設した新ドラマ枠「サタドラ」第二弾作品で、小西明日翔による「春の呪い」(ZERO-SUMコミックス/一迅社刊)が原作。最愛の妹を亡くした主人公・立花夏美(高橋)が、妹・春(桜田ひより)の婚約者・柊冬吾(工藤阿須加)だった男から交際を申し込まれる……という衝撃的な展開から始まる、情念と衝撃のラブストーリー。

冬吾が事故に遭った。“春が冬吾を連れていったのではないか”、と頭をよぎるが、命に別状はなかった。夏美は冬吾に、春のSNSの存在を明かす。そこに『自分が死んだから姉を連れていく』と書かれていたと振り返りつつ「春は一人になると“自分は死ぬんじゃないか”って不安を膨らませていた。自分が死んだあと、冬吾さんが、誰かのものになってしまうことを恐れていた」「代われるものなら私が死んでやりたかった」と彼女の気持ちを代弁する。

そこで冬吾は、密かに夏美へ認められない恋をしていたが、実際に会うと気持ちが揺らぐと吐露する。彼の気持ちを聞いた夏美も「あなたといないとき、あなたといたときの楽しい思い出がわいてきて、切なくなる。私もあなたから心が離れられなくなった」と返した。

冬吾は「あなたが生き続けるかぎり生きていたい。ずっと夏美といたい」と抱きしめる。そして夏美も「春はただ一人の私の家族。その春に呪い殺されるなら、私は本望です」と抱きしめ返した。

二人は家を出ることになり、夏美は義理の母と和解した。冬吾と歩いていると、春の幻影が……。いまの二人を見てどう思うのかと悩むが、冬吾は「僕たちは僕たちで生きていくしかない。前に進むしかない」と手を握る。ふと横を見ると再び春の姿が。今度は笑顔で寄り添ってくれていた。

SNS上では「笑わない工藤阿須加も最高」「登場人物がどこかしら欠けてたり歪んでるとこが良かった」「愛が深すぎてちょっと猟奇的な姉妹」との声があった。

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