中村倫也“青山”に「心の気づき」を伝授した光石研“たこ”に「人生が変わる出会いって良いですね」

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中村倫也が主演を務める『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系、毎週月曜23:06~)の第6話が、5月10日に放送された。インターネット上では、青山一(中村)の人生を変えたたこ(光石研)の言葉に感動する人が多くいた(以下、ネタバレが含まれます)。

原作は、「凪のお暇」などで知られるコナリミサト著「珈琲いかがでしょう」(マッグガーデンコミックスEDENシリーズ)。移動珈琲店「たこ珈琲」を営む、主人公・青山が、街から街へ、行く先々で人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく、優しくもほろ苦い人情群像劇。

青山は垣根志麻(夏帆)に、珈琲の世界に入るきっかけとなった“たこ爺さん”(光石)との出会いについて打ち明けた。

青山に珈琲の指導をすることになったたこは、珈琲の淹れ方だけでなく、青山が足りない「心の気づき」を伝授した。最初青山は、たこの教えが理解できずにいたが、素直に実践するうち、以前のように無心で人を殴ることができなくなってしまっていた。花菱(渡辺大)は、そうして仕事に支障をきたしはじめた青山を容赦なくリンチする。

たこは「あんたに必要なのは自分を大切にすること。自分を大切にしないと他の人も大切にできない」と、仕事から足を洗うことを勧めた。そして「自分は誰のことも大切に思えない」と悶々とする青山に「それはあんたがこれまで大切にされてこなかったから。私、あんたのこと大切に思ってるよ」と本心を明かした。しかし、今まで他人から大切だと言われたことがない青山は、その言葉に恐怖を抱いてしまい、たこを怒鳴りつけて逃げだした。その後、思い直した青山はたこに会いに行くが、床に倒れ亡くなっていた。ヤクザの世界から足を洗うため花菱の元を訪れた青山は、殴られ弱りながらも「俺はただ、美味しい珈琲を淹れたい、それだけです」と訴えた。

時は流れて、青山はぺい(磯村勇斗)から渡されたメモを頼りに、たこの親戚の家へ。「死んだら大切な人と一緒のお墓に入りたい」と夢見ていたたこの遺骨を手に、チャイムを押そうとした瞬間「やっと見つけたよ! 僕だけのと~らモン!」と、ある人物(宮世琉弥)が青山の手を遮った。

今回、青山が過去に受けた痛々しいシーンを心配する声があがる一方で、「たこ爺さんの言葉にグッとくる」「人生が変わる出会いって良いですね」「たこ爺さんに出会えてよかった」「たこ爺さんの言葉が優しくて温かくて泣けた」といった声もあがっていた。

次回は5月17日放送。目の前に現れた男・ぼっちゃん(宮世)と青山の関係が明かされる。

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