アイフルCMでブレイクした俳優が自殺未遂…「薬でやっちゃった」名倉潤は辛らつ意見

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清水章吾が5月21日に放送された『じっくり聞いタロウ 〜スター近況(秘)報告〜』(テレビ東京系、毎週木曜24:12~)に出演。壮絶な人生を語った。

2002年、消費者金融「アイフル」のCMでチワワのくぅ~ちゃんと共演した清水。59歳にして一躍時の人となった。

CMの裏話として、くぅ~ちゃんではなく、別の犬になる可能性があったと回顧。現場にはプードルやダックスフンドなど、7匹が待機しており、監督から「どの犬がいいですか?」と聞かれたという。“動物と共演”ということから懐かないといけないため、清水自身がくぅ~ちゃんを選んだ。しかし、これがまったく懐かない。撮影が40テイクいくこともザラにあった。そうした苦労もありつつ、CMはシリーズ化。4年間続くことになった。

CMでナオミ・キャンベルと共演したり、ドラマでは名脇役としてブレイク。しばらく仕事をこなしていたものの、徐々に仕事が激減していった。そんな中、昨年40年以上連れ添った奥さんと離婚することに。

「嫌いで離婚するんじゃないわよ」と切り出され、3人の子供も相手が引き取った。その後、様々な思いから自殺を図った清水。当時の状況について「僕がこんなに辛いんだったら消えちゃおうと思った。薬でやっちゃった」と振り返る。遺書を書き、睡眠薬を40錠ほど飲んで、死のうとしたとのこと。気が付いた時には救急病院で集中治療室に。3日後に目が覚めたという。救急車を呼んだのは家族だったものの、見舞いに来ることはなかった。そんな彼にMCのネプチューン名倉潤は「言い方悪いですけど、相当嫌われていたんですね」とコメントした。

退院後、住む家にあてがなかったため、市役所に住まいを紹介してもらった。六畳一間でトイレは共同。今までとはまったく違う生活スタイルになった。しかし、清水は、役者として「“こういうこともあるんだ”といい経験になっている」と前を向く。名倉も、一時期は死を考えていた人が、ポジティブ思考になるのは「良い考えですね。素晴らしいと思います」と話し、役者の仕事をしたいと考えている彼に「ぜひ、僕からもお願いしたい」とアピールした。

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