8年前に亡くなったはずの母からの手紙に号泣、父が変わった瞬間を娘が告白『家、ついて』

公開: 更新:

10月14日に放送された『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)は、仲の良い親子が登場。あるサプライズがあったことを明かした。

終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。矢作兼おぎやはぎ)とビビる大木鷲見玲奈(テレビ東京アナウンサー) らが司会を務める。

スタッフが訪れたのは、神奈川県相模原市にある「中古タイヤ市場相模原店」。同店は、中古タイヤ店にもかかわらず、多種多様な自販機コーナー目当てのお客さんがほとんどを占めるとのこと。そこで声をかけたのが、地元のスーパーで働く永野栄一さん(53)と調理師学校に通うさやかさん(18)親子。スタッフが奥さんのことを聞くと、8年ほど前に亡くなったという。

栄一さんの奥さんであるかおりさんは40歳の時にがんが見つかり、44歳で天国へ。当時の思い出話を語る中で、さやかさんが高校を卒業した今春、8年前に亡くなったはずのかおりさんから手紙が届いたことを明かした。亡くなる2年前、闘病中に「10年後の私へ」という手紙を書いたようで、それは夫、3人の子供、かおりさんの母親に向けて綴られたものだった。

栄一さんへ向けた手紙には「おかげさまで3人の子供たちに恵まれて私は幸せです」「栄一さんの仕事に対する姿勢は立派で尊敬していました」などと書かれていた。この手紙を読んだ栄一さんは、当時の闘病生活のことを思い出し「最後は役に立てなくて悪かったなって思います」と涙を流した。かおりさんについて、さやかさんは「人の気持ちを1番に考える人」と言い、栄一さんも「(闘病も含め)頑張り屋さん。痛い辛いを一切言わなかった」と話した。さやかさんは、スタッフに栄一さんは見る勇気がないという当時のかおりさんの日記の存在を告白。そこには、人前では気丈に振る舞う母親の、闘病の辛さをまじえた本音が綴られていた。

最後に、幼い頃、父親は怖い存在だったものの、母親が亡くなってからは団結せねばならず、コミュニケーションを取るようになったとさやかさん。今では父親が大切な存在であり「花嫁姿とか、お母さんが見られなかったことをお父さんに見てもらいたい」と話していた。

PICK UP