『かぐや姫の物語』高畑勲監督が目指した世界とは?井浦新がスタジオジブリへ

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井浦新が、8月3日放送の『新美の巨人たち』(テレビ東京系、毎週土曜22:00~)に出演。この日は、「高畑勲が変えた“アニメの作り方”」と題して、アニメーションの巨人・高畑勲さんの目指した世界を紐解いていく。

同番組は、旅人=アートトラベラーが、毎回作品が展示されている美術館や建築物、ゆかりがある場所などへ足を運び、作品の秘密や、アーティストの人生に迫り、より豊かな美術鑑賞の旅へと視聴者を誘うもの。市川実日子がナレーターを務める。

『アルプスの少女ハイジ』を始め、今までにない革新的な手法を次々と編み出し、アニメーションの歴史を作り上げてきた高畑さん。長年タッグを組んできた宮崎駿にとって、昨年他界した高畑さんは生涯のライバルであり、憧れの師であり、戦友だった。そんな高畑さんの遺作となった2013年公開の『かぐや姫の物語』にスポットをあてる。

『かぐや姫の物語』は、日本最古の物語とされる「竹取物語」をもとに作られたアニメーション映画。通常とは違う、余白を残したラフな描き方は、話題に。製作期間8年、作画枚数24万枚と、かなりの労力と時間がかけられた大作だ。「セルアニメをもうちょっと壊したい」という高畑さんの譲れない思い、そしてこの映画で出した答えとは?

現在、連続ドラマ小説『なつぞら』(NHK)で、アニメーター役を演じる井浦が、東京国立近代美術館の高畑勲展で『かぐや姫の物語』の原画と対面。また、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーにも話を伺う。

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