ビートたけし「全然性欲ないもん」事務所独立騒動で巻き起こった不倫疑惑を一蹴

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ビートたけしが、12月26日に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系、毎週火曜24:12~)年末スペシャルに出演。事務所独立騒動について心境を述べた。

毎年恒例となる「たけし噺」は、その1年に起こったニュースをたけしとMCの笑福亭鶴瓶が語り合うというもの。その中で、今年も多く報道された不倫報道について触れた。

たけしは「カミさんが怒って離婚してくれりゃありがてぇじゃん」と言い「オレも女の人いるけど不倫じゃない」と独自の見解を示す。不倫というのは性行為があるものだとし、自身は「全然性欲ないもん」と懇意にしている女性と肉体関係がないことを明かした。

今年、所属していた事務所「オフィス北野」から独立したたけし。鶴瓶が「(いろいろなものを)降ろしたかったんでしょ? 自由になりたかったんや」と聞くと「そうでもないんだけどね」と否定。ガダルカナル・タカらたけし軍団とは変わらず仕事をしているとし、事務所を移籍したマキタスポーツについては、「オフィス北野」がもう少し早く売り出すべきだったと苦言を呈した。

続けて「俺が稼いだ金で色んな会社作って(お金を)使っちゃったから頭にきちゃったんだよ」と退社理由を告白。「自分で作った会社を辞めてなんで怒られなきゃいけねぇんだ」と吐露した。

また、今年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)や『キングオブコント』(TBS系)では20代の芸人が優勝を果たしたことに、たけしは「レベルは高いんだけど、いいのが揃っちゃったら飽きるよね」と見解。「下手で飛び抜けるのいないかね?」と言い、下手な芸人が出てこないためにお笑いブームが来ないのだと説いた。

ほか、今年亡くなった名優を偲ぶ一幕も。大杉漣さんについて、たけしは「(亡くなったことが)もったいねぇなぁ」とこぼし、自身が監督を務めた映画『ソナチネ』で出会ったことを振り返った。当時は売れない俳優だった大杉さんの芝居を気に入ったたけしは、台本を書き直して準主役に抜擢。大杉さんが、同年にたくさんの新人賞を獲得できたことを懐かしんだ。

樹木希林さんについては「この人は芝居が上手くて相手が嫌がる」と印象を語り、「相手の上手いのを潰しちゃう」「自分の舞台にしちゃうくらい上手い人なんだよね」と絶賛していた。

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