生きていてほしい…『家、ついて』に夫が2か月行方不明の妻が登場

公開: 更新:

8月27日に放送された『家、ついて行ってイイですか? (明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)は、夫が失踪してしまったという女性に密着した。

同番組は、終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の家について行く“完全素人ガチバラエティ”。ビビる大木矢作兼おぎやはぎ)らが司会を務める。今回スタッフは沖縄へ。現地には電車がないため、モノレール・安里駅周辺で声をかけることになった。

取材に応じたのは、自身が経営する居酒屋を閉めようとしていたみどりさん(43歳)。居酒屋も8年目を迎え、常連さんに助けてもらう毎日だという。現在、再婚をして5人の子ども(4人は前夫の連れ子)がいる彼女に「夫とのなれそめ」を聞くと、じつは前夫の友人であり、彼女が経営する居酒屋の常連だったのだとか。ほどなくして店の手伝いをしてくれるようになったのだが、時給を払うと言っても「いらない」と受け取りを拒否。「自分が楽しいからやっているだけ」と帰っていった背中を見て「カッコいい」と思ったそう。夫については「優しくて欲がない」と言い、彼女自身も「まさか付き合うとは思わなかった」と振り返った。

スタッフと世間話をしていると、突然「5月22日から旦那が行方不明なんですよ」(撮影日は7月5日)と語りだす。失踪前にケンカをして「もういいよ」と言ったっきり帰ってこないのだとか。仕事を辞めて「クルマの免許を取る」と教習所に通っていた夫に対し、彼女は同時に仕事探しをしてほしい気持ちがあったそう。しかし、夫は教習所に行っては帰ってくるの繰り返しで、職探しをする気配がなかったとのこと。そうした蓄積がケンカにつながったのだとか。

6月に捜索願を出したものの、いまだに見つからない状態。子どもが5人いるため、スタッフから金銭面での心配をされると「贅沢はできないけど、仕事を頑張って親と子の思い出を作りたいと思っている」と言い「子どもを産んだ以上、責任がある」と語った。

続けて、まだ夫に対して「好きな気持ち」があるものの、相手から別れを切り出されたら「いいよ」と返答するとも話しており、「旦那も嫌がっているのに一緒にいても(仕方ない)」と話した。最後に夫へ伝えたいことがあるかと問われると「生きていて」と一言。涙を流して「どこ行ったんだろうね」とつぶやいていた。

PICK UP