逸見政孝さんのがん公表に和歌山カレー毒物混入事件…1万人が選んだ平成と令和の印象的な記者会見を振り返る!

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平成・令和の印象に残った記者会見をランキング形式で発表する特別番組『テレビ史を揺るがせた100の重大ニュース』(TBS系)が、3月29日(日)の18時30分から放送される。恵俊彰が総合司会を務め、TBSの膳場貴子アナウンサーと、井上貴博アナウンサーがキャスターを担当。ゲストとして、黒柳徹子柴田理恵石原良純ホラン千秋朝日奈央与良正男(毎日新聞専門編集委員)が出演する。

これまで過去5回にわたって放送され、「緊急報道特番の放送時間」「トップニュースの回数」「テレビ欄に登場したニュース」「ニュース速報の回数」「平成の号外」をテーマに、それぞれ100の重大ニュースをピックアップ。第6弾となる今回も「最も印象に残った平成・令和の記者会見」をテーマに、様々な重大ニュースを取り上げる。

番組では、総勢1万人へのインターネット調査を実施。JNNの膨大なニュース映像を交えながら、調査結果をもとに選ばれた100位から1位までの「印象に残った記者会見」を発表していく。また、当時のニュース映像に加えて、そのニュースに隠された“今だから語れる真実”や“新たなスクープ・驚愕の新証言”、そして“初公開映像”なども紹介。様々な角度から、重大ニュースを検証していく。

スタジオではゲスト陣が、印象的だった記者会見について当時を回顧。黒柳は、フリーアナウンサーの逸見政孝さんが“がん”を公表した記者会見を振り返る。1993年に自らががんであることを公表した逸見さんは、原稿を持たずに会見を実施。しかし、逸見さんが自ら書いた“会見用の下書き”があったことが判明。下書きの中身や、記者会見で語られた下書きにはなかった言葉などが明らかになる。

『ザ・ベストテン』にて、局をまたいで掛け合いをしたこともある黒柳は、「本当のことを伝えることを生業としていた方だったんだなと思います」とコメント。当時は珍しかった“がん”の公表会見をテレビで見ていたという石原や柴田も、口々に「衝撃的な会見だった」と当時を思い起こす。

また、新元号の「令和」が発表された記者会見では、事前の情報漏れを防ぐために入念な準備が行われていたそうで、番組では、菅義偉官房長官や首相官邸関係者への取材を元に記者会見のリハーサルの様子をスタジオで完全再現。さらに、菅官房長官が語った“初証言”も明かされる。

他にも、2007年に起きた大阪の老舗料亭「船場吉兆」の食品偽装事件に端を発する女将の“ささやき”会見や、子供を含む4人が死亡し、63人が急性ヒ素中毒となった1998年の和歌山カレー毒物混入事件における、林眞須美死刑囚の会見なども紹介。関係者への取材や、再現ドラマなどで、会見の舞台裏では何が起こっていたのかを掘り下げていく。

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