えん罪事件から10年…村木厚子さんが拘置所生活で感激したこととは?『サワコの朝』

公開: 更新:

元厚生労働事務次官の村木厚子さんが、8月31日に放送される阿川佐和子のトーク番組『サワコの朝』(MBS・TBS系、毎週土曜7:30~)に出演する。

村木さんは2009年、虚偽公文書作成容疑など身に覚えのない容疑で逮捕され、そのまま164日間も勾留生活を送った。逮捕の瞬間「娘たちが、ニュースで母親の逮捕を知るっていうのは嫌だなと思った」と話す村木さんは、一瞬の隙を狙って「たいほ」の3文字だけをメールで夫に送信。「怖かったけど、それだけ心配していた」と当時を振り返り、名前ではなく“13番”と呼ばれた拘置所で暮らしについて、当時書き留めた貴重な日記と共に語る。

村木さんがいたのは、トイレを含むわずか3畳ほどの部屋。そこで過ごす毎日は、たった15分間の入浴など、当然ながら多くの制限があった反面、買い物が出来ただけでなく、意外にも食事が充実していたという。「ちゃんと季節を取り入れてる! って感激しました」と話すメニューの中には「すっごい肌がキレイになったんです!」という美肌へと導く食材があったそうで……。

一方で、終わりの見えない過酷な取り調べについて「泣いて怒りました! 検事さんたちの常識は狂ってる! って」と暴力的な取り調べに反論したことを明かした村木さん。えん罪事件から10年が経った今、壮絶な日々を支えた家族とのエピソードと共に拘置所での経験を振り返る。

PICK UP