大泉洋、吉田沙保里へ本気のタックル!?「一瞬その気になりました…」

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吉田沙保里が、大泉洋主演の日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(TBS系、毎週日曜21:00~)の第5話(8月11日放送)に、本人役で出演することがわかった。吉田は、引退後初めてのシングレット(レスリングのユニフォーム)姿を披露し、レスリング選手として劇中で大泉演じる君嶋GMのタックルを受ける。

同ドラマは池井戸潤の同名小説が原作。ヒットメーカーの伊與田英徳プロデューサーと福澤克雄監督が映像化を手がける。大泉が演じる大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人は、出世レースの先頭に立ち、幹部候補とまで言われていたが、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、本社から府中工場に飛ばされてしまう。総務部長として工場に赴いた君嶋だったが、さらなる厄介事が発生。かつては強豪だったが、現在は成績不振にあえぐトキワ自動車のラグビーチーム「アストロズ」のGMを兼務するように命じられてしまう。ラグビーの知識も経験もない君嶋が、チーム再建に取り組む姿を描く。

第5話で、アストロズは、プラチナリーグの最終戦でぶつかる最強王者「サイクロンズ」に対抗する技術を習得するため、レスリングの道場に出稽古にやってくる。アストロズの巨漢たちがレスリング選手の高速タックルで次々と転がされていく中、なぜか君嶋GMも吉田にタックルをすることになり……。また、レスリングのコーチ役としてソウル五輪・レスリングフリースタイル48kg級・金メダリストの小林孝至も出演する。五輪金メダリストが2人も出演するとあって、盛り上がること間違いなしだ!

放送を前に吉田と大泉からコメントが到着。以下に紹介する。

<吉田沙保里コメント>
ユニフォームを着るのはリオ五輪以来でしたが、楽しく撮影させてもらいました。撮影なので全力のタックルではなかったと思いますが、撮影が進むにつれて徐々に大泉さんのタックルに力が入ってきた気がします。 撮影前に大泉さんを初めて見たときはか弱そうな印象だったんですが、撮影が終わってみるとさっきよりひとまわり大きくなったように見えますね(笑)。

ドラマには何度か出演させていただいたことがありますが、レスリング選手の役は初めてだったので快諾させていただきました。こういうシーンを作っていただいてありがたいです。これまでレスリング一筋できたのでいろんな経験をしたいです。が、セリフがあると大根女優になってしまうので……今回一番救われたのはセ リフが少なかったことです(笑)。監督から「可愛らしさが出ているのでもっと強い感じで」と言われ、自分がNGを出して何度も撮影を繰り返すわけにはいかないと思ってがんばりました。力強いわたしが映っていたらいいなと思いますし、このレスリングのシーンで視聴者の方が盛り上がってくださるといいなと思います!

<大泉洋コメント>
スタッフから「吉田沙保里さんに出演オファーをしています」と聞いて冗談だろうと思っていましたが、まさかご出演いただけるとは思っていませんでした。そんな吉田さんにタックルをする際、アストロズの選手たちから「勝ってくださいGM!」とハッパをかけられて一瞬その気にはなりましたが、勝てるわけがないです!! そもそもレスリングをやることになるとは……。

今回初めてお会いしましたが、吉田さんはこんなにお綺麗な方なんだと思いました。演技に関して監督からいろいろと演出を付けられていましたが、常に落ち着いていらっしゃって何を言われても飲み込みが早く素晴らしかったです。そして吉田さんの動きは、とにかく早い! まるで忍者のようでした。なかなか体験できないことですし、光栄でした。

【第5話(8月11日放送)のあらすじ】
君嶋GM(大泉)の経営戦略と柴門監督(大谷亮平)の最新ラグビー理論が合致したアストロズは順調に勝ち星を重ねていた。今年は優勝を伺える位置におり選手たちの士気も高い。一方、カザマ商事買収の道筋をつけた滝川常務(上川隆也)は経済誌で堂々とコスト削減を論じるなど目に見えて影響力を増している。しかしこの件がリークされた裏には滝川とカザマ商事の風間社長(中村芝翫)とのある関係性が。それに気づいた君嶋は元上司・脇坂(石川禅)に調査を依頼する。

そんなある日、滝川が府中工場の視察にやってきた。滝川は工場の合理化を推し進めて人件費などのコストを削減するつもりなのだ。リストラが断行されれば廃部に追い込まれるかもしれない。連勝に沸く選手たちにも不安が芽生え始める。さらに柴門はサイクロンズ戦の活路が見えず焦っていた。津田監督(渡辺裕之)は自分の手の内を知り尽くしている……。そこへ君嶋が現れ柴門はつい弱音を吐くが、君嶋の発言に思わぬヒントが。数日後、アストロズはレスリング道場にいた。そしてサイクロンズ戦まで数日に迫る中、柴門には津田との因縁を面白がるマスコミからの取材依頼が殺到していた。これを集客に結び付けるべく、君嶋はトキワ自動車本社に津田を招いて両監督の合同記者会見を仕掛ける。

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