「進撃の巨人」梶裕貴のアフレコ現場にも潜入!漫画家・諫山創が思い描くラストシーンとは?

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11月18日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00~)は、超人気漫画「進撃の巨人」の作者で漫画家の諫山創(いさやま・はじめ/32歳)に密着。アニメのアフレコ現場で「進撃の巨人」主人公・エレン役の声優、梶裕貴と話す場面も登場する。

人間が巨人に次々と喰いちぎられるという残酷で強烈な描写と独特な世界観のストーリーで読者に大きな衝撃を与えた「進撃の巨人」。コミックの発行部数は7600万部を超え、世界18言語に翻訳され180か国に展開、近年ハリウッドで実写映画化されることも決定した、まさに世界的人気を誇る漫画作品だ。

物語の舞台は、巨人が全てを支配する世界。そこから逃れるたびに残されたわずかな人類は大きな城壁を築き、その中で怯えて暮らしていた。主人公のエレンは、まだ見ぬ壁の向こう側の世界に憧れる少年。だがある日、大型巨人の出現で壁が崩され、巨人と人間による生き残りをかけた壮絶な闘いが始まる。ダークファンタジーの要素の中に、リアリティ溢れる人間描写が描きこまれ、その圧倒的な迫力は連載開始から10年経っても読者を惹きつけてやまない。

番組では、そもそも巨人が人を食べるという発想の原点や、壁に囲まれた人間社会というイメージの原風景となった“秘密の場所”、またアニメのアフレコ現場でエレン役の声優、梶に原作者である諫山しか知りえない微妙なニュアンスを伝える場面などを取材。

さらには、連載10年の時を経てついに最終章を迎える「進撃の巨人」のラストネームに、諫山が着想する現場にも密着する。これまで、あまり他人に見せることはなかったという諫山だが、撮影中、アイディアが浮かばずに「つらい……、今はその辛ささえ現実逃避している感じ」と呟き、ソファに足を投げ出しスマホをいじり出したり、ひたすらあくびを連発しながら原稿と向き合い続ける様子には、ヒットメーカーのリアルな苦悩がうかがえる。

悩み葛藤しながら、果たして諫山はこの大ヒット作品にどのような最後を用意するのか? 密かに抱いていたという“最終コマ”のイメージも番組で明らかになる。

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