杉良太郎『下町ロケット』新シリーズ続投!3年ぶりに連ドラ出演

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杉良太郎が、10月から新シリーズがスタートする阿部寛主演の日曜劇場『下町ロケット』(TBS系、毎週日曜21:00~)に前シリーズに引き続き出演することがわかった。

2015年10月期に放送され好評を博した同名ドラマの続編。池井戸潤の小説「下町ロケット」シリーズの第3弾「下町ロケット ゴースト」(小学館)を原作に、新シリーズでは大きな転換期を迎えた佃製作所の新たな戦いが描かれていく。

主人公の佃航平を演じるのは、前シリーズに引き続き阿部。ヒロインである佃航平の娘・佃利菜役には土屋太鳳、そのほか、立花洋介役の竹内涼真、山崎光彦役の安田顕、殿村直弘役の立川談春をはじめとした佃製作所のメンバーなど、前シリーズを盛り上げた多くの出演者が新シリーズでも続投することが発表されているが、このたび、前シリーズで、日本を代表する大企業・帝国重工の絶対的な存在である社長・藤間秀樹を演じた杉の続投が決定した。

藤間は、帝国重工を宇宙航空分野で世界のリーディング・カンパニーにすることを目標に、純国産ロケット開発計画「スターダスト計画」を実現させたが、新シリーズでは窮地に立たされることになる。

杉は、昭和40年に日本コロムビアから歌手としてデビュー。昭和42年、NHK『文五捕物絵図』に主演して一躍脚光を浴び、その後も『右門捕物帖』、『遠山の金さん』、『新五捕物帳』、『喧嘩屋右近』など時代劇を中心に活躍。数多くの連続時代劇の主演を務めているが、意外にも現代劇への出演は少なく、前シリーズ時、TBSドラマには1998年3月に放送された単発ドラマ『居酒屋刑事の事件簿』以来17年ぶりで、連続ドラマには昭和44年8月から46年5月にわたって放送された『水戸黄門』(第1・2部)での助さん役以来、実に44年ぶり。さらに今回、前シリーズから3年ぶりとなる待望の連続ドラマへの出演となっている。

杉は、この作品について「それぞれの職種において、自分の好きな道、得意なもの、いわゆる英才教育、プロフェッショナル育成など教育の過程から人々を好きな道へ行かせてあげることは大事だと思います。“日本の技術や発想、アイデアといったものは、まだまだ掘り起こされていない”と仕事上、海外での視察を通じて痛切に感じることがあります。零細企業や中小企業に光を当て、そのような仕事場で働く人たちに大きな力を出してもらうためにはどうすればいいか。この人達のヤル気・本気が人類の歴史を変えていくことは間違いありません」とコメント。また、大企業の社長・藤間を演じることに関しては「中小企業の方々に支えられているという思いをしっかりと伝えていきたいと思います」と述べている。

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