酒井若菜『グッド・ドクター』ガンの息子を抱える母親役で出演!救われる人がたくさんいるんじゃないか…

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酒井若菜が、山崎賢人主演のドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)の第8話(8月30日放送)に出演することがわかった。酒井は、ガンの息子・陽翔(鳥越壮真)と、陽翔の兄・翔太(池田優斗)の兄弟を抱える母親・早見香織役を演じる。

本作は、小児外科でレジデント(後期研修医)として働く青年・新堂湊(山崎)が、病院の慣習や都合とぶつかり合い、さまざまな問題やトラブルを引き起こしながらも、本当の医者の姿を問いかけるメディカル・ヒューマンドラマ。先天的に自閉症スペクトラム障がいを持ちながら、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の湊は、同じ小児外科医の瀬戸夏美(上野樹里)や高山誠司(藤木直人)らとともに、子どもたちの命のために闘い、そして、子どもたちに寄り添いながら自身も成長していくいく姿を描いている。

酒井が演じる香織とその家族は、もともと長野で暮らしていたが、小児外科医として日本でトップクラスの高山に陽翔を診てもらうため、仕事のある夫を残し、翔太を連れて東京へ引っ越すことに。陽翔のガンを治療するためなら何でもやるという香織は、泊まり込みで陽翔に付き添い、そのため、どうしても家事に手が回らず、アパートに帰ってきた翔太の前には、<あたためてね>というメモとともにラップに包まれた焼きそばだけが……。そんなある日、香織が昏倒(こんとう)する事態が起こる。

フジテレビ系連続ドラマとしては『火の粉』(2016年)以来2年ぶりの出演となる酒井。今回の出演について「オファーをいただいた時は、率直にとてもうれしかったです。第8話の演出の金井監督とは助監督をやってらっしゃった時に何度かお仕事をさせていただいたことがあったのですが、監督になられてからはこの作品が初めてで。なので今回は、私があらかじめ役を自分の中で作り込んでおくのではなく、フラットな状態で現場に臨み、金井監督の撮りたいものに応えて、どんどん香織という役に色を付けていってもらう形で演じていければと思っています」と語った。

また、本作が初共演となる山崎、共演シーンの多い上野について「『グッド・ドクター』を見て、とても良い役者さんだなと思いました。湊先生という役は、キャラクターに寄せて演じてしまうこともできたのだろうけれど、そうではなく、役に芯を持って演じていらっしゃって、私は大ファンになりました。現場でお会いすると、とても可愛らしくピュアなかたなので、悪いところが見つからないですね(笑)。上野さんは、ご本人の人柄も好きだし、役も魅力的で。ご本人の役に臨む姿勢や、人の気持ちに寄り添う優しさに、こういう人がそばにいてくれると救われるな、と思うと同時に、夏美先生のような医師がいれば良いなと思いながら、毎シーン撮影をしています」と明かした。

そして第8話の見どころについて「これまでの病院を舞台にした作品ではあまり描かれてこなかった人物にも、光を当てているストーリーになっていると思います。病気の子ども、看護する親、はもちろんのこと、その影には別の思いを抱えている人物もいるということが今回描かれることで、救われる人がたくさんいるんじゃないかと思います」とアピールした。

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